雨谷の日和

過去20年で2,700を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

一次キャッシュの効果

2004.04.17付の日記で、以下のようなことを書きました。

これで分かることは、それが例えmallocで確保されたものであっても、メモリ領域にアクセスするだけなら特に性能劣化の原因にはならないということだろうか。
要するに、malloc/freeの処理そのものが遅いのであって、ヒープ領域にアクセスすること自体が遅いのでは無さそうである。

しかし、これについてjzkey氏から以下のような指摘を頂きました。ありがとうございます。

メモリについてですが、arrayもarray_bufも足して5KB程度なので、たいてい一次キャッシュの範囲内に収まります。ヒープへのアクセス速度は云々できないように思います。その点で、VMなどがメモリをさわるJavaはキャッシュミスが連発しかねず、不利なのではないでしょうか。

なるほど、確かにご指摘の通りのような気がします。2004.04.17で書いた考察については、私の勘違いということで、取り消しとさせて頂きます。
私の言ったようなことを確認するには、一次キャッシュに収まりきらないような処理を行う必要があります。ただ、それでも更に二次キャッシュの考慮が必要かも知れませんね。