雨谷の日和

過去19年で2,600を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

参議院選挙がありましたよ?

今回の選挙結果、自民党公明党社民党は現状維持、共産党が惨敗、民主党が躍進ということで良いかと。
今まで共産党に入れていた人々が、民主党に流れたというように見えます。
これは昨年の衆議院選挙と同じ傾向だと言っても良いでしょうね。
実質的な集票力としては、民主党自民党>>公明党>>共産党社民党となっているような感じですね。
ただ自民党には公明党選挙協力があるので、民主党自民党議席の差は実質の集票力よりは縮まっているのでしょう。
ということで、今後の力関係がどうなるかを党別に勝手に予想。


自民党
実質的には現有を確保した形なので、小泉政権は継続の方向で調整が為されるだろう。
ただし、かなり危うい結果とも言えるので、政権での小泉首相の発言力は限定的とはいえ低下する可能性があるかも知れない。
また、公明党への依存がますます深まったことにより、連立与党の協調には以前よりも腐心することになるだろう。


民主党
今回でほぼ、野党勢力統合は為し終えたと言っていいだろう。
ただ、現時点では公明党と組んでも与党足り得ないので、連立での政権交代も望めない。
今後は、自民党議席をどれだけ切り崩せるかが焦点になってくることになる。真価が問われるのはこれからの国会運営にかかっているということだろう。


公明党
非常に選挙に対して現実的な対応を採用したと言えるだろう。ある意味、権力に対して最も貪欲な党であると言える。
野党統合が終わったことにより、今後公明党自身の独自性なり存在感なりが求められて行くことになるだろう。
ただ、公明党としては安定政権を志向するだろうから、今後も与党としての立場を活かした行動を採るのだろう。


共産党
ようやく収まるべきところに収まったという感じだろうか。
歴史的に見ても、そろそろ旧来からの役割を終えたと言うことなのだろう。
批判勢力としては伝統的なものを持っているが、それだけでは今の制度の中で議席を確保することは難しいようだ。
今後、根強い固定ファンによる比例議席をどう活かすのかが問われるだろう。


社民党
前回選挙ですでに収まるべきところに収まっていたわけだが、それ以上の議席減には至らず、今後も批判勢力として期待されることになったようだ。
このまま、共産党とともに少数勢力としてどのような活動を行っていくのかが問われるだろう。


○その他
無所属の会みどりの会議などの諸会派は今回でほぼ消滅することになった。
また、青島幸男辻元清美鈴木宗男などの返り咲きを狙った無会派議員も軒並み落選、個人候補者には厳しい選挙だったようだ。
拉致被害者家族連絡会の増元照明も落選。これがどういう意図を持った結果なのかはわからない。


○ネ申
又吉光雄は現在7000票近くを集め、唯一ネ申史上最高得票になることが確実視されています。
ちなみに和歌山選挙区の関佳哉(新風、5619票)が恐らく、唯一ネ申を下回る得票で終わってます。ネ申をも恐れぬ氏の敗北っぷりに私は驚愕しています。