2006年に放送され完結した作品から、一年間のお勧めアニメを個人的順位で並べてみました。
※このお勧めリストは、2006年当時の月間ランキングを元に、2015年末にまとめなおしたものです。実際の掲載は2015年12月です。
01. 魔法戦隊マジレンジャー 02. 涼宮ハルヒの憂鬱 03. 桜蘭高校ホスト部 04. 舞-乙HiME 05. 蟲師 06. 交響詩篇 エウレカセブン 07. ブラック・ラグーン 08. ZEGAPAIN-ゼーガペイン- 09. ふしぎ星の☆ふたご姫 10. Fate/stay night 11. ひぐらしのなく頃に 12. ハチミツとクローバーII 13. 焼きたて! ジャぱん
上記を選ぶのにふしぎ星の☆ふたご姫およびふしぎ星の☆ふたご姫GYU!を基準にしました。ふしぎ星の☆ふたご姫よりも下の作品も混じってますが、そこは筆者の独断と好みということで。
さて、2006年の代表作は魔法戦隊マジレンジャー、涼宮ハルヒの憂鬱ということで異論ないのではないでしょうか。
魔法戦隊マジレンジャー、特撮モノが年間1位というのは恐らく初だと思うのですが、とにかく私はこのマジレンジャーが好きでした。1年間続く長期作品ですが、最初から最後まで飽きさせないその構成とキャラ立ては思い出に残る名作と言って良いのではないかと思います。 涼宮ハルヒの憂鬱は、ラノベ原作のアニメとしてエポックメイキング的な作品になったかと思います。原作の癖のあるキャラを見事に映像化したことはもちろん、その時系列シャッフルという手法も話題になった作品でした。アニメとして作画、音楽、演出ともに突出した出来だったとも思います。
3位〜8位までは2006年の中でのお勧め作です。桜蘭高校ホスト部は華やかな映像と原作の雰囲気を活かしたコミカルさが楽しい作品でした。舞-乙HiMEはアクションと学園と変身美少女といった要素を詰め込んだ娯楽作品だったと思います。蟲師は原作の独特の世界観をしっとりとした映像で見事に表現した名作でした。エウレカセブン、オリジナルな世界観でロボットで冒険活劇という魅力的な作品でした。ブラック・ラグーンはマンガ原作の渋い風味をきっちり仕上げでアニメにしていたと思います。ゼーガペインは作品の構成が実に見事で、謎めいた筋立てと相まって最後まで油断できない作品でした。
9位〜13位は少々癖のある作品で、見る人を選ぶ部分もありますが、個人的には楽しかった印象のものです。
2006年の特徴はなんといっても特撮モノが面白かったという点でしょうか。マジレンジャーは本当に今後もこれ以上というのはないのではないかという素晴らしい出来でした。またラノベ原作もランクインは涼宮ハルヒの憂鬱1作品だけですが、全体としては増えてきている印象です。
マンガ原作は5作品がランクインでやはり強いのですが、2006年はオリジナルも4作品と、2005年同様に健闘しています。またFate/stay night、ひぐらしのなく頃にといった同人ゲーム原作のアニメ作品が上位に入っているのも特徴と言って良いと思います。
全体として、2006年はバラエティに富んだ作品群になったように思います。
2006年はこんな感じでした。