今年は秋の到来が早いというか、夏の終わりが雨ばかりというか、気温が下がって私は風邪気味というか、そんな感じです。
それはともかく、アニメの感想です。
[2015年07月期](終了時) 01.→ アルスラーン戦記 02.→ 食戟のソーマ 03.→ 監獄学園 -プリズンスクール- 04.↑ Charlotte 05.↓ GANGSTA. 06.→ 俺物語!! 07.→ 六花の勇者 08.→ GATE -自衛隊 彼の地にて、斯く戦えり- 09.→ がっこうぐらし! 10.→ 乱歩奇譚 Game of Laplace 11.→ うしおととら 12.→ のんのんびより りぴーと 13.→ プリズマ☆イリヤ ツヴァイ ヘルツ! 14.→ アイドルマスター シンデレラガールズ 2nd SEASON 15.→ オーバーロード 16.→ 下ネタという概念が存在しない退屈な世界 17.→ デュラララ!!×2 転 18.→ 純情ロマンチカ3
アルスラーン戦記、王道の中の王道展開、そして丁寧な仕上がり、何も文句のつけようのない作品でした。半年間、大変楽しく拝見しました。ありがとうございます。ただ、最後は王都奪還まではいかなかったということで、区切りとしては中途半端感が残りましたね……。ここで最終回するために、エトワールさんとの関連をそれっぽく強調してたとか? 初回と最終回近辺だけ見たとしたら、エトワールさんとのボーイ・ミーツ・ガールっぽい感じも。二期、あるのかなぁ……。
食戟のソーマ、秋の選抜の予選段階で切るんですね……。というか、Aブロックは最後、誰が4位で本戦に勝ち残ったのか分からなかったのですが……。これ、二期やらないとダメな感じがするんですけど、企画はされているんでしょうか。ともあれ、半年間楽しく拝見しました。子どもたちも好きでした。
監獄学園、いやはや、ちょいエロをギリギリまでやり切った感じがありますね。しかもシナリオ面も演出面も素晴らしいエンターテインメントで大満足です。性的すぎて子どもには見せられないけど。バカな争いにシリアスさを満載して笑わせに来るという、なかなかできることではない感じの作品でした。
Charlotte、最後はどたばたした感じもありましたが、たいへん楽しく拝見した作品でした。主人公の弱さ、ダメさ加減というもの、それは最後まで変わらなかったわけですが、それでもどうにかこうにか何かをやり遂げたという、そういうお話だったのかな、と思います。異能力はあくまで舞台装置として、コメディにシリアスに使われていた感じですが、家庭や学園といった小ぢんまりとした空間から外に向かってやや強引にでも展開させていったところにこのお話の挑戦的な面があったようにも思います。
GANGSTA、うおっと、これもかなり中途半端なところで最終回でした。原作通りなのかな……これだったら、バスタード襲撃戦で区切りにしても良かったかも。中途半端なところで最終回するのが流行ってるのか? ともあれ、お話とキャラ、世界観の魅力は良かったです。作画はときどきおかしかったですが、それを押し切る迫力がありました。声優さんもいい演技してましたね。楽しかったです。
俺物語、大団円でした。二人の関係がより深まっていく感じが良いですね。ただ、後半はネタ切れ感はありました。もともと主人公がスーパーマンで、ヒロインもスーパーマン、イケメンもスーパーマンなので、何かの困難とかの演出がしづらいというのはありましたね。半年間、たいへん楽しかったです。
六花の勇者、おっと、七人目のネタばらしのところで最終回でした。どうやら原作第一巻で1クール使ったみたいです。お話としてはファンタジー世界を舞台にした犯人探し、トリック推測という感じ、雰囲気としては人狼ゲームに近い作品でした。厳密にはクローズドサークルモノとしての要件は満たしていませんし、人狼的なギミックも無いのですが、娯楽作品としての割り切り方はオッケーだった気がします。それよりも個々のキャラ付けが良く出来ていて、楽しい作品だったと思います。
GATE、いやはや、分割二期モノでしたかー。最後、炎龍戦をもう一度やって大団円かと思っていましたが、そこは二期目に譲るという中途半端なところでの幕でした。自衛隊のお役人的な側面も見せつつ、誰の税金でそこに存在しているのかという趣きも添え、しかしそこはあくまでファンタジー的に定型的な無双ストーリーとして成立させるという、なかなか野心的な作品になっていたと思います。
がっこうぐらし、結果的にはハイスクール・オブ・ザ・デッドの美少女焼き直し版みたいな感じの作品、ということで落ち着くのかな? キャラの魅力と日常モノ的な見せ方で興味を引きつつ、お話の暗い部分を徐々に出していくというような、考えられた構成だったと思います。……ただまあ、ゾンビモノとしてはやや物足りなく、日常モノとしては破綻しているという危うい感じもありましたけども。
乱歩奇譚、江戸川乱歩をリスペクトした企画、だったと思ったのですが、最終的にはあまりそっち方面が充実した感じでは無かったです。乱歩作品の表面的な小モノを散りばめて、脚本の人が描きたいように書いた感じの作品でした。うーん、書きたかったであろう内容もあまり人物の内面に踏み込んだ深みのあるものではなく、社会的な問題みたいなものに切り込むわけでもなかったので、その点はちょっと物足りなかった感じでした。孤独だったからコンピュータで全てを予測して社会を革命するとか、ちょっとリアリティ無さすぎて。演出とキャラの造形は良かったです。
うしおととら、まだまだ続くよー。ようやく白面のモノとの因縁のようなお話が出てくるようになって、ここらへんからはお話がそっち方面に収束していくんでしょうか。いままでは毎回、トラブルに遭遇してはそれを解決する、という定型ストーリーの繰り返しだったのですが。
のんのんびより、おわってしまったーあーあーあー。のんびり見ているだけで幸福感があるという稀有な作品です。なぜか子どもも見ていて、「これ、もう終わっちゃうの?」「終わって欲しくないなぁー」とか、ニートみたいなことを言ってました。何か普遍性のある作品なのか? 来期は子どもがのんのん難民にならないか心配です。
プリズマ☆イリヤ、八番目のカードは金髪さんでした。少年化したときは「すわっ、レギュラー化か?」と思ったのですが、いまのところそういうことではないようで。なんだか最後に四期のロゴと思しきものも出てきたりで、これはまた続くということなのかと楽しみです。今後はミウさん中心に話が進むんでしょうか。
アイドルマスター、万策尽きた系で10月に入っても2話分放送するらしいですよ奥様? しかも2話分だけでなく、リアルライブの風景をご紹介する特別番組も2回挟むとかで、サービス満点ですねっ! って、そんなことはどうでも良いのですが。それぞれのキャラが自分たちのやるべきこと、やりたいこと、挑戦することを明確にして取り組んでいくことで、チームとしての輝きが増していく、といった筋立ては、見ていてワクワクしますね。そんな中で卯月氏だけが笑顔を失っていたという。さて、これからどうなるのかっ。
オーバーロード、結構関わりのあった人達とかがバンバンご退場していく感じなんですね。そして悪役はあっさりと片付けられる、と。実力差がありすぎるということなんでしょうけど、なかなか理不尽な筋立てです。そして突如問題化するワールドアイテムによるトラブル。これは他プレイヤーがモモンガ氏と同様に存在する、ということなんでしょうか? ともあれ、そこらへんのお話は第一期ではおあずけということなんだと思ってます。
下ネタという概念、大団円でした。変態的な画面ヅラばかりが次々と出てくるので、感覚がある意味麻痺してくる作品でした。
デュラララ、おっと、かなり中途半端なところで切れて、分割三期の最後につなげるということのようです。結局、今期は話がバラバラとしていただけで、お話としての楽しみ方がよく分かりませんでした。キャラの魅力だけで押していく作品ということなのかもしれませんが。
純情ロマンチカ、伊集院センセイとのアレコレの解決はおあずけなんですかね? てことは第四期もあるんでしょうか。恐ろしいことです。
こんな感じでした。