雨谷の日和

過去20年で2,700を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

2016年07月期終了時感想

なんだか今年は9月も早々に秋雨模様で、一気に秋めいてきていますが風邪とかには気をつけねばなりません。

それはともかく、アニメの感想です。

[2016年07月期](終了時)

01.→ Re:ゼロから始める異世界生活
02.↑ モブサイコ100
03.↑ 食戟のソーマ 弍ノ皿
04.↓ 機動戦士ガンダムUC RE:0096
05.→ クロムクロ
06.↑ Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀
07.↑ ダンガンロンパ3 The End of 希望ヶ峰学園 未来編/絶望編
08.↑ 91Days
09.→ ReLIFE
10.↑ テイルズ オブ ゼスティリア ザ クロス
11.→ マクロスΔ
12.→ orange-オレンジ-
13.→ 甘々と稲妻
14.→ ラブライブ!サンシャイン!!
15.→ プリズマ☆イリヤ ドライ!! 
16.↑ 七つの大罪 聖戦の予兆
17.↑ この美術部には問題がある!
18.↑ NEW GAME!
19.↑ B-PROJECT〜鼓動*アンビシャス〜

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Re:ゼロ、ハッピーエンドでした。原作ではさらにこの先でいろいろあるようですが、一旦はここまででアニメは終了ということで。死に戻り設定でいろいろなルートを見せることで絶望感を演出し、最適ルートを選ぶためには主人公が何か腹を決めないといけないという筋立てで一貫した娯楽になっていたと思います。魅力的なヒロインたちとも相まって、大変楽しかったです。ペテルギウス大罪司教の強烈な演技も見ものでしたねー。脳がっ、震えるぅ! Web小説版はまだまだこの先のボリュームがあるようですし、第2期とかに期待ですね。

モブサイコ、いやー、レイゲン師匠サイコーでしたね。ちゃんとした(?)大人が一人いるだけで厨二的な世界観が引き締まるという面白状態に。モブ大爆発で力押し解決するのかと思いきや、変則的な説得芸でなんとかしてしまうという、敵の心を折に行くという。もちろん戦闘シーンはゴリゴリに動きまくって凄かったのですが、それを補ってさらに納得感のある展開で大満足でした。面白かったですねー。

食戟のソーマ、主人公が微妙に俺TUEEEEではなく俺YOEEEEでもあるという設定はなんというかジャンプらしさではありますね。サブキャラたちがいまひとつ魅力に欠けるというか、強さの理由に深みがないのがちょっとアレですが、それでも料理として演出される中で語られるものには一つ一つ頷けるものがあって面白いです。

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ガンダムUC、約束された一件落着、結末を見るにやはりこのシリーズは宇宙世紀を振り返ることに主眼をおいた言ってみれば総括というか総集編チックなというか、そういう作品だったのかなと思います。そういう意味で、ファーストガンダムからのキャラであるミネバ様が正ヒロインとして物語の一つのテーマを担うのは必然だったのかな、と思ったりします。

クロムクロ、敵を倒して大団円、と思いきやさらにその先へ続くお話まで用意してあるとはっ。英雄は西へ去るという指輪物語的なエピソードも用意してるというのはなかなかできることではありません。気合の入った企画で、しかも描ききりましたね。惜しみない賛辞を送りたく思います。

Thunderbolt Fantasy、途中からこの作品がルパン3世っぽい感じに見え始めて困りました。キチョウさんはルパンさん、シュウンショウ兄さんは次元、ケイガイは不二子、セツムショウ氏は五右衛門とかいうキャスト立てで。それはそうと、最後は主人公のちょっといいとこ見ちゃったぜ的なまとめでとても良かったです。続編も決定ということで、期待してます。

ダンガンロンパ、未来編でゲームの謎解き要素を進めつつ、その謎の過去話やヒントを絶望編で提示するという週二回構成はなかなか凝っていて楽しかったです。まあ、その構成に縛られてちょっと難しいところもあったような気がしますが。だんだんとネタバレしながら視聴者としては謎が明らかになっていくというのはこの構成ならではという感じでしょうか。そして最終回は希望編ということで。なんというか77期生のちょっといい話的な雰囲気で主人公空気化が凄かったですが。まあ、いいのかな。

91Days、なんというか最後の最後まで救いのないお話でした。この後、ネロさんも無事じゃすまなさそうな描写もありということで、悲しいですね。「すべてはむだごと」というような諦観した感触は、昨年同時期のGANGSTAを思い出させます。経営大丈夫かなぁ朱夏……。

ReLIFE、うおっと。最終回になって重要なネタバレがっ。いいのかそこでバラしちゃって。もう第2期やる気ないってことかしら。まあ、地味な青春ドラマなので原作読めば十分という気はしないでもないですが。サブキャラの心情描写がストレートでしたねぇ。ド直球というか。しかしそこがいい。

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テイルズ、前評判では我らがお姫様がとてもひどいモブ扱いを受けるということでドキドキしながら見ていたのですが、原作組から大絶賛の良改変と相成った模様です。お姫様、納得感のある退場。そして「真の仲間」ロゼも好感度高い、だとっ!? 私が見たかったのはもっとシナリオ的にボロボロになっていくテイルズだったのですが、なんでしょう、とても楽しく見終えてしまいました。私の心の穢れも払う必要がありそうです導師様。

マクロスΔ、うおっ。ここにも投げっぱなしジャーマンな作品がっ。いろいろと謎めいたところが未解決のままなんとなく恋愛模様を解決させて敵のウホッ関係も清算して清々しい最終回でした。歌っていいですよねー。マクロス最高ぅっ。っていうか、マクロスのロボットっぽい部分をシリーズ通して全く見た記憶がないところがこの作品の凄さなのかもしれません。プラモデル売る気ないのかっ。大丈夫か。

orange、大団円でした。メガネくんがファインプレーでMVPですかね? まあ、主人公たちの努力によって最後の最後で踏みとどまったというお話になっていたのですけれども。未来から来た手紙というファンタジー設定について、作中でブラックホールとか平行世界とか、いろいろとSFっぽい理屈をつけているところにはちょっと笑ってしまいました。別にそんな理屈要らんだろという気もしなくはなく。いいじゃんね、未来から手紙が来ちゃったんだから仕方がないとかで。理屈こねてもお話に何か重要な要素が生まれるわけでもないし。なんだろ。作り手のこだわりだったのでしょうか。まあいいけど。面白かったです。

甘々と稲妻、ホント飯食ってばっかだな。父娘の間の感情的なすれ違いとか共感とか、そういうのもちらほら描きつつ、しかし最後はきっちり飯食ってハッピーという、人類なんて飯食ってなんぼというそっけない真実を余すところなく提示し続ける凄みのようなものを感じました。

ラブライブ、私たちのスクールアイドル道はこれからだ! エンドでしたね。μ'sをそのまま真似るのではなく、その心意気に学び、自身の道を走り始める。そういうテーマ性でした。ラブライブ自体へのこだわりがそれほどでもないところは前作もそうでしたが、学校関係者のライブ参加という形でそれとなく予備選失格を匂わせたりと、同じような筋立てでも演出のさりげなさとファンへの配慮がすごい作品でした。第2期を期待したいところですが、どうでしょうね。

プリズマ☆イリヤ、ちょー投げっぱなしのエンドでした。突然過去を語り始める兄貴、そのエピソードは劇場版でっ!ということでしょうか。うーむ。過去話の後の続きはTVシリーズになるんでしょうか。敵との決着はこの後どうなるんでしょうか。うーむ。うーむ。なんとなくすっきりしませんが、楽しく見ていました。

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七つの大罪、ミニエピソードの詰め合わせでした。そして十戒編へとつながるとかそういうことのようです。主人公は圧倒的に強いということみたいですがいまいち力が制限されているというか、本気出せないというか、そういう話っぽいので今後その辺りがどうなるのかって感じなんでしょうかねぇ。

この美術部、ひたすらウサミ氏可愛いのアニメでした。恋する乙女の破壊力の凄まじいことよ。

NEW GAME、それなりにお仕事アニメとして成立していた本作品、登場人物をおっさんに入れ替えればそのまま現場感満載ではあります。変人ばかりですしね、ああいう職場は。おっさんが萌え化されたエピソード消化型娯楽という捉え方をすると、応用範囲の広がりを感じさせるものもありますね。楽しかったです。

B-PROJECT、うわー、なんだろうこの打ち切りエンドっぽい最後の展開は…。結構楽しく見ていたのですが、終盤の展開はまさに誰得シリアスで戸惑いました。何かドラマ性を詰め込もうとしたんでしょうか…。明るく能天気なサクセスストーリーで良かったような気がするんですけどね。企画としては良かったし、キラキラ感も素敵だっただけに、お話の最後の暗さに微妙感を持ってしまいました。うーん、惜しい。

こんな感じでした。

10月になるので新番組のチェックをしなければ。