おっと梅雨が早々に過ぎ去っていってしまいました。そして颯爽なるかな忖度ジャパン、超楽しい。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてそれはともかく、アニメの感想です。
[2018年04月期](終了時) 01.→ ゴールデンカムイ 02.↑ メガロボクス 03.↓ カードキャプターさくら クリアカード編 04.→ 弱虫ペダル -GLORY LINE- (第4期) 05.↑ ソードアート・オンライン オルタナティブ -ガンゲイル・オンライン- 06.↓ 銀河英雄伝説 Die Neue These 邂逅 07.↓ ダーリン・イン・ザ・フランキス 08.→ フルメタル・パニック!IV Invisible Victory 09.↑ ヒナまつり 10.↑ ウマ娘 プリティーダービー 11.↓ 多田くんは恋をしない 12.→ 僕のヒーローアカデミア 第3期 13.→ ガンダムビルドダイバーズ 14.→ ひそねとまそたん 15.→ ルパン三世 PART5 16.→ STEINS;GATE 0 -シュタインズ・ゲート ゼロ- 17.→ 食戟のソーマ 餐ノ皿 -遠月列車篇- 18.→ Lostorage conflated WIXOSS 19.→ 七つの大罪 戒めの復活 20.→ グランクレスト戦記 21.→ 信長の忍び~姉川・石山篇~ 22.→ PERSONA5 the Animation 23.→ ブラッククローバー 24.→ ラストピリオド-終わりなき螺旋の物語-
ゴールデンカムイ、2期キターッ! まあ、そうですよね。原作としても中途半端な箇所で最終回とか、元々が分割2クールという話だったのだと思います。それにしてもだんだんと出てくる人物の変態度が増し増しに加速していくんですがどこまで突き抜けていくんでしょうか。美女かと思えば爺さんだったりと性癖というよりは生き様のような趣になって来たりしてますが。二瓶さんの渋さが今はもう懐かしい。
メガロボクス、楽しかったです。いや、これはほんと凄かったです。シナリオとかキャラの造形とか、世界観とか、全てこれだけ整合的に積み上がっていくお話というのはなかなかないですね。賞賛に値するとはこのことか。ボクシングという使い古されてもいるだろう題材に、ギアという舞台装置をぶち込んでおいて、しかしそれに対し逆説的な立ち位置の主人公を配置、その対極であるチャンピオンをも描き最後は堂々の大団円、しかも御都合主義がほとんどなく全てが必然として描かれているという。下敷きになっている『明日のジョー』の記念作品の名を冠してさらにまだ上を目指せる出来栄えでした。作画も最後まで破綻なく、音楽もパンチの効いた印象深い仕上がりで文句なしです。ありがとう、そしてありがとう。
カードキャプターさくら、おっと、ここで最終回ですかー。どうやら原作もまだ途中ということのようなので、これは……2期不可避ですなっ! 「ほぇぇー」な、さくらちゃんをいつかまた拝顔できるかと思えばこの人生にも潤いが出ようというものです。ただまあ、原作の着地点が定まっていないからだったのだと思うのですが、登場人物の思わせぶりな行動とかにやや方向性が欠けていたかもしれません。そこはぜひ、2期でうまいこと回収していって欲しいです。
弱虫ペダル、三日目のスタートで終わりやがったーっ。これは次期が不可避ですなっ。というか約束された展開でもう慣れて来ました。前の年のインターハイも途中で期をまたぎましたしね。それにしても今年の総北さんはなんというかまだ一枚もカラーゼッケン取ってないばかりか、京都伏見さんに出し抜かれるとかいいとこ無しですよ。三日目でいよいよ爆発するのか。それともギリギリまで食らいつきながらも及ばず膝を屈するのか。いやー、次期が楽しみでしかない。
ガンゲイル・オンライン、いやー、楽しかったですね。キャラの作り込みも舞台装置も展開も、全て計算尽くのようなぴったり感が心地よいエンターテインメント作品でした。予想されていたとはいえ、ピトフーイ氏の正体のギャップには萌えますね。主人公のレンさんの飽くなき闘争心、それに自覚がないというのもなかなか面白い要素でした。それにしてもSJ2の優勝者、謎の光線銃集団はなんだったんだ。
銀河英雄伝説、そして物語は劇場版へ。うーん。原作の出来に支えられている感じは最後まで拭えなかったですね。原作のカットの仕方に力量とかが出てしまうのですが、ちょっと薄味な方向だったように思います。作画も音楽も良かっただけに、やや残念というか。
ダーリン・イン・ザ・フランキス、ゼロツーとヒロが旅立ってしまわれた。果たして彼らの結末やいかに。まだ最終回来てないですが、なかなかの大団円を期待させますね。序盤の不安しかない筋立てからは想像もしてませんでしたが。エヴァリスペクトな作品ということは確定ですが、単なるリスペクトというよりは、要素要素の再構成といった趣に思えて来ました。補完計画ありきのセカイ系なお話だったエヴァを、少年少女のボーイミーツガールな青春ものに昇華したというのが本作品の正しい評価のような気もしないではないです。楽しかったです。ありがとうございます。
フルメタル・パニック、うわー、貴重なヒロインがーっ。非情なるかなナムサク編。そして物語は俺たちのミスリルはこれからだ坂を登るわけですかね。7月の特番で続きをやるとのことで、最終的な評価はそれからといったところでしょうか?
ヒナまつり、最後まで爆笑させていただきました。ありがとうございます。原作はこの後中学生編とかで。アンズ氏やヒトミ様、マオちゃんの可憐な思春期を目の当たりにしたくてたまらないのですがどうしてくれるんですか。早く続きを作ってくれないと干からびます。難民になりますよ?(脅)。あ、ヒナさんのことはどちらでも良いです。
ウマ娘、大団円でした。史実を忠実に再現した走りっぷりと、史実を組み込みながら、しかしウマ娘たちの青春も織り込みつつさらにその上へと組み立てた展開、当時を知るものとしては涙なしには見られませんでした。しかも途中から当時としてはありえなかったif展開を徐々に差し込みつつ、終盤はとうとう「サイレンススズカってほんとにアメリカ遠征したんじゃなかったっけ?」と作中のif展開の方がむしろ現実味を帯びてしまうような熱い作本でありました。放送期間中にスペシャルウィークやテイエムオペラオーの御本尊が仏に召されるといったこともあったりで、これも一つの時代の終わりと始まりなのでしょうかと思わずにはいられません。楽しい作品でした。ありがとうございます。
多田くんは恋をしない、ぶっちゃけこの二人、最初っから最後までラブラブファイヤーだったんじゃねーか? ローマの休日を下敷きにしたと思わせるような設定と展開で悲恋な結末も覚悟して臨んだ最終回、まあ納得感があるといえば否定もできないという微妙な結末に連れていってくれたことは趣深い感謝をせざるをえない。何書いてんだろな俺。シャルルと伊集院がいい人すぎたという。そんなことよりもはじめ氏の恋の結末の方が見たい。早くしてほしい。
僕のヒーローアカデミア、ああああ。僕らのオールマイトさんがとうとう引退にぃっ。約束され続けて来た引退、それにしてもオールフォーワンさんがわざわざ出張って来てからの退場劇というのはどうなんでしょうね。託したと言えばそうなんでしょうけども、それが吉と出るか凶と出るかは後進次第ということになりますけども。怖っ。自分がオールフォーワンさんの立場だったら怖くてそんな判断できませんよね。ただまあ、オールフォーワン的には全ては児戯の延長線という感覚なのかもしれず、そう考えると遊び感覚で真剣勝負をかき回す奴が一番怖いという法則に則っているとも言えるか。ふむー。
ガンダムビルドダイバーズ、黒幕の正体も白日の元となり。さてこれからどうするんでしょうね。ロボットもので、折り返し地点で旧型機が大破する展開はお約束として、そこから手に入れる新たな力、それを必要とする新たな敵ということになるのだと思うのですが、今の所そういった何らかの伏線はないので、これはもうあれですね。宇宙から謎の侵略者とか来ないとダメかもしれません。もしくは世界大会始まっちゃうとか。
ひそねとまそたん、いやー、人物描写のくどくどしさが楽しかったですね。ひそね氏、自衛隊やめた展開が全く意味を為さないとか、印象だけでシナリオ組んでる感ありありでむしろ心地よいです。頭空っぽで激情に振り回される人生とかそういうのも一つの生き様ですよね。個人的にはエルさんが可愛かったです。幸せになってほしい。
ルパン三世、地味なエピソードが続きますが、あれあれ、この企画2クール続くんですね。後半、またまたヒロインの出番もあるようで、楽しみです。ルパン三世の学園生活編?
シュタインズ・ゲート ゼロ、すみません。世界線が入り乱れているのか、ちょっと理解が追いつかないです。物語の裏の仕組みを前作で知ってしまっていること前提なのですが、そこからの展開がちょっと飲み込めないというか。まあ、ここから後半戦なので、伏線とか含めて畳み込まれることを期待します。
食戟のソーマ、俺たちの連隊食戟はこれからだ坂を登りますよね。次期必至。楽しみです。それはそうと、全裸センパイは良家のお坊ちゃんで、そのライバル同級生が眼鏡っ娘とか。薄い本の充実が急務だと思うんですけどジャパンのクリエイティブたちは何をやっているんですか。
WIXOSS、第1期、第2期それぞれの主人公がそれぞれ活躍して第3期の主人公に託すという燃える展開でした。出来レースともいう。ラスボスの小物感でいうと本シリーズでは群を抜いていい感じに表現できていましたね。第1期の狂気にも似たシナリオの破綻さ加減も今は影すらなく、約束された展開に淡々と設定だけが積み上がってく、これもまたウィクロスだと感じ入る次第です。キヨイちゃんの存在感の無さは歴代主人公の中でも飛び抜けていてそこも凄いというか。まさに空気。楽しかったです。
七つの大罪、結局のところ、メリオダスさんって魔人族のプリンスとかそういう話なのかな? それが女神族のどなたかとにゃんにゃんになって全世界を敵に回してわがまま放題とか、そういう感じだったりする? それって超自己中。悪くない。
グランクレスト戦記、大団円でした。皇帝聖印の力とやらが描写されませんでしたが、きっと素晴らしい何かが世界を平穏へと導いたに違いありません。真ヒロインはマリーネ様かと思いきや、実はファルネーゼさんでしたというオチはまあ横に置いておいて、最後の方は主人公の活躍も特になく、いつもコルネーロさんの横で頬を染めているだけの役回りになっちゃってますね。原作もそうなのかな? 楽しい作品でした。
信長の忍び、おっといよいよ本願寺編ですかね。ご尊顔が神々しいです。信長史上もっとも凄惨かもしれない展開を一体どのようにさばくのか、楽しみです。
PERSONA5、仲間が増えましたっ! とりあえずどんどこ悪いやつを改心させていくということでいいんですかね? どこかでどんでん返しあったりしますこれ?
ブラッククローバー、白夜の魔眼さん、とりあえず強いけど今ひとつ及ばないといった力関係であってますかね? 主人公の無効化属性が強すぎて、展開が縛られてしまっているところが気にはなります。無効化能力を主眼にするときは、何らか制約つけないとお話作るの難しくなっちゃいますね。その点ヒロアカさんの無効化能力者は目が乾くという絶妙な弱点があるからいい感じです。タイマンなら最強なんですけどね。
ラストピリオド、のほほんとした展開にほんのり人情を乗せて。それにしてもどっちかというとワイズマンが主人公なのでは感が最後まで拭えませんでしたね。真ヒロインポジションもワイズマンサイドのコールガールが担ってたし。どういうことや。楽しかったです。
こんな感じでした。
さて、7月からの新番組をチェックせねば。