2004-02-01から1ヶ月間の記事一覧
「JavaとCの実行比較」のCのソースを、fputsに変えてみよう。 #include int main(void) { int i; FILE *out; out = fopen("c_log.txt", "w"); for(i = 0; i Hello world!\n", out); fclose(out); return (0); } これを以前と同様に最適化オプションを変え…
長い文だけで文章を綴ると、物柔らかな真綿のような読感になる。 長い文はそれぞれの印象が弱いからだ。 例文2) くどくどと歩き回った挙句に散々遠回りをしたことに気付いた頃、ようやくにして私こと長戸浜次は目的地の中間点である森の入り口と思しき場所…
さて「JavaとCの実行比較」の結果には、Javaの実行方法にも疑問がある。 Javaの実行時には最適化が為される。 その結果と、最適化されていないC言語のそれを比較すること自体、公正な態度ではないのだ。 では、Javaの実行時最適化の機能を切った状態で実行…
「JavaとCの実行比較」にK氏から「Cで、Javaのprintに相当するのはfputsではないか」という主旨のコメントを頂きました。 有難うございます。 fprintfを選んだのは、fputsよりもJavaのprintに名前が似ているという理由でした。 内部的な処理としては、ご…
「JavaとCの実行比較」で、実際にCとJavaで似たような処理を実行させ、その処理時間を比較してみた。 その結果「Javaの方が速い」となったわけだが、それは本当なのだろうか。 検証してみよう。 まずは屁理屈太郎氏も指摘している、最適化の問題がある。 …
短い文だけで文章を綴ると、鋭いカミソリのような読感になる。 短い文はそれぞれの印象が強いからだ。 例文1) 私は森に着いた。 木々の緑が眩しい。 風で葉音が揺れる。
2004.02.23付で書いた「Javaの性能」について、ご意見の表明があった。 こんなところなんて誰も読んでないだろうとたかをくくっていたので、正直嬉しい。 以下、そのご意見の私なりの要約である。(詳細な主張は、リンク先を参照頂きたい)へこり日記「言い…
ここまで短い文と長い文というものを論じてきた。 しかし、短い文と長い文の区別は何だろう。 これは個人個人の解釈能力に依存する問題なので、一概には決められない。 ただ、語句を7つ以上含む文は十分に長いと私は思っている。
いまだに「Javaなんて遅くて使い物にならん」とか言っている人がいる。 実際に使ってみて、実測してみてからそういうことは言うものだ。 JDK1.3以降、Javaの実行速度はかなり向上しており、十分実用になっていると私は思う。 C言語は速い?はぁ? 下手な組…
文は、他人に何かを伝えるための道具に過ぎない。 従って、目的に応じて使い分けるべきである。 何かを強く印象付けたい時には短い文を使うべきである。 何かをあまり印象付けたくない時には長い文を使うべきである。
長い文は短い文とは逆に、意味の読み取りが難しい。 従って、印象が弱くなる。
読み易い文は印象に残り易い。 短い文は語句と語句の関係が把握しやすいから、読み易い。
時々「文は短い方が良い」という主張を目にする。 しかしこれは正確な表現ではない。 「意味の通じる最低限の表現にまで文を切り詰めると、印象が強くなる」というのが正解だろう。 通常、何かを主張する時には印象の強い文章の方が良いので、冒頭の主張が繰…