振り返ってみると2000年以前からWebに何らかテキストを公開していて、最近は仕事でも一般向けにテキストを書いていたりしますが、当時と今ではテキストを書くための道具立てのようなものが変わって来ているかもしれないなぁという話。
テキスト→HTML→はてな記法/Markdown記法
- 2000年以前はけっこう素でテキストをエディタで書いていた気がします。
- Web向けのテキストについては、HTML形式で書いていた時代も一時期ですがありました。それもエディタで書いていた気がします。
- でも面倒だったんですよね。結局個人的に公開するテキストで使うようなタグは固定的なので、テンプレHTMLを用意しておいてそこに文章をはめ込んでいくだけになっていくのであまり面白くない。
- そのうち、ブログサービスが充実してきて、個人でHTML書く機会は減ったような気がします。はてな記法とかMarkdownとかに移行。
- ここの記事もはてなダイアリから移行してきたものははてな記法です。今後投稿する記事はMarkdownに移行していくと思います。
- ちなみにMarkdown記法、書いているテキストと見た目がだいたい一致するのでそんなに困らないのですが、見た目を確認しながら書く方が良いときもあります。
- そういうときは、Markdownのプレビュー機能のついたツールを使うことにしています。
- MacとかだとMarkdown向けのツールが充実しているらしいのですが、私の手元の環境はWindowsなので……。いろいろ試して、結果的には以下を使うことで落ち着いています。
ローカル→メールでやりとり→Dropbox→Github
- 個人で一人でテキストを書いているうちはローカル保管でぜんぜん問題ないのですが、複数人で書く場合(編集の人と修正しながらとか)だと、テキストをどうやって共有するのかが課題になります。
- どうも近年までは素のテキストをメールでやりとりしていたようです。添付ファイルとかで。
- 編集サイドとしてはテキストは雑誌・書籍の素材の一つなので、加工済みでない方が扱いやすいとかなんとか。
- メールだと色々と管理が面倒なので、ファイルのやりとりにはDropboxなどのストレージサービスも使われるようになったみたいです(私はここから)。
- 『なぜなぜネコさん』シリーズはDropboxで、原画さんや彩色さんと素材を共有しながら作っていました。
- ただDropboxは便利なのですが、変更履歴とかそういうものの管理が面倒でした。
上記の記事は、技術評論社の取り組みのようです。もともとGithubはソースコードの構成管理ツール(CVSとかSVNとかと同じ)なので、技術者の方には馴染みが良いのかもしれません。
- 私も友人・知人と何かテキストを共有しながら作業するときには、Githubを主に使うようになってきています。
ということで、最近は何かテキストを書くときのツールとして、Github+Markdown記法+何らかのMarkdownエディタ、という道具立てを使ってますよ、というお話でした。