急に寒くなってきていきなり冬突入か、といった今日この頃ですが。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
それはともかく、アニメの感想です。
[2019年10月期](中間時) 01.→ ヴィンランド・サガ 02.→ ちはやふる 第3期 03.→ 僕のヒーローアカデミア 第4期 04.↑ 慎重勇者〜この勇者が俺TUEEEくせに慎重すぎる〜 05.↑ バビロン 06.↓ BEASTARS 07.↓ ソードアート・オンライン-アリシゼーション-War of Underworld 08.↓ Dr.STONE 09.↓ ハイスコアガール 10.↑ ブラッククローバー 11.↑ 歌舞伎町シャーロック 12.→ 炎炎ノ消防隊 13.→ ぼくたちは勉強ができない 第2期 14.↑ 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません 15.→ 食戟のソーマ 第4期 16.↓ 旗揚!けものみち 17.↑ 私、能力は平均値でって言ったよね! 18.↓ 七つの大罪 神々の逆鱗 19.↓ GRANBLUE FANTASY The Animation Season2 20.↓ Fate/Grand Order -絶対魔獣戦線 バビロニア- 21.↓ アサシンズプライド
ヴィンランド・サガ、うおー、王子覚醒っ。そしてトルケルさんとトルフィンさんの因縁過去話も出てきたりで、盛り上がってまいりました。アシェラッドさんもなんとか命拾いしたという感じでしょうかね? ここからはスヴェン王への反逆譚になるんでしょうか。それとも絶望への転落劇か。それにしてもトルケル、アシェラッド、トルフィンといった面々が部下にいるというのはなんというか、心強い感じな愚連隊っぽさありますね。
ちはやふる、名人、クイーン戦予選突入ですよ。修学旅行イベントをそこに被せてくるところがこの作品の妙味ですかね。しかし某将棋漫画とかでも思ったんですが、首都圏の人たちは京都=修学旅行というイメージが強い感じがします。人生の一つの大きなイベント感のようなものが伝わってくるのは、首都圏の暗黙の共有体験とかそういうことなんでしょうね。
僕のヒーローアカデミア、次第に明らかになっていく敵の陰謀、作戦。何やらきな臭いことこのうえないですが、そこに絡んでいく主人公たちのそれぞれの立ち位置の定め方がうまいですね。普通に進めちゃうと、プロに任せとけばええんゃとなりがちなことになって、主人公たち学生さんの出番あらしませんからねぇ。助けるべきお姫様がいるという展開、燃えますね。
慎重勇者、いやはや、この作品かなり練られてますね。勇者の従来のイメージとか、あるべきと考えられている姿とか、こうして欲しいといった読者目線とかのことごとく裏をかいていく展開とアイデア、面白いです。それに付随してそれぞれの女神たちの変態っぷりとか恋模様とか、こちらはかなり人間味のある天界劇場と化していて、どっちが神だかわからんね状態。はー。どっちかというと魔王軍の人たちとかの方が常識的で現実論者なリアリストという感じでツッコミ役に回っている気もしなくはなく。楽しいです。
バビロン、うわー。第7話までが一区切りで、その結末は第8話で年末スペシャル的な放送でどうぞっ! うわー。そういう企画だったんですね。元々グロかったりネタがエグかったりで万人向けとは言い難い作品でしたが、第7話の頭のおかしさと残酷さはちょっとテレビ放送できるんですかコレ的なぶっ飛び方で正直ドン引きです。ある意味本当にサスペンスモノと言えなくもないというか。個人的には、ここからの主人公の認知の歪み系などんでん返しがあるだろうという裏読みをしていますが、どうなることやら。おそらく愛ゆえに。
BEASTARS、若者たちの恋愛感情と、世界観から強制されている食欲とが入り混じった絡まった心情描写が巧みですね。よくこんなこと考えつくよな。大好きな相手が食物としても超魅力的で、しかも社会の仕組みとしてその食欲は禁忌であり抑圧され続けているという。もう一方で、ライバル側は食欲とは無関係に心の繋がりとしての恋愛関係を志向していたり。どう考えてもピュアなのはライバル側ですが、主人公の性格から読者視点では主人公がどうしようもなくピュアに見えるというか。それとも純粋な欲情こそが残酷であるというメッセージか。
ソードアート・オンライン、いよいよ始まっちまいました最終負荷試験。人界とダークテリトリーの大戦争、ではありますが、峡谷を挟んでの局地戦っぽい展開なので彼我の戦力差ほどには悲壮感はなく。むしろ整合騎士さんたちの無双展開が繰り広げられております。そんな中で敵魔王(中の人はプレイヤー)が目的であるアリスさんを見つけてしまうという。それにしてもアリスさん、光の巫女とか言われてノリノリとか、いい性格してますよね。
Dr.STONE、冬の到来でマンパワーを科学にだけ注ぎ込むわけにもいかなくなった科学サイド、とうとう水力発電による動力革命を果たしたわけですが、ここからは真空管からのケータイ通話に向かうとのことで相変わらず無茶なシナリオが続きますね。クロムさんの鉱石コレクションがないと結構早々に詰んでしまうところが科学サイドの弱点でしょうか。水力の次は歴史的には石炭から石油といった感じですが、そこは流石に難しいので回避するしかないというか。
ハイスコアガール、修羅場につぐ修羅場でハラハラしっぱなしの本作品、ようやく主人公が自分の気持ちを自覚してからのヒロインの覚悟完了で更なる盛り上がりに期待しかない。
ブラッククローバー、とうとう魔界とかいう感じのワードまで飛び出してきました本作品。いよいよエルフ戦も佳境に入ってきた感あります。過去のマジンとの関連も匂わせつつの展開で、さてさてどこまでいってしまうのやら。
歌舞伎町シャーロック、実質シャーロックさんしか役に立たない探偵競争。マイクロフトも出てくるんですね。アイリーンさんはレギュラー入りなんでしょうか。地味ですが小ネタ的に楽しんでいます。
炎炎ノ消防隊、伝道者サイドの思惑もだいぶ明らかになってきている、のでしょうかね。なんとなく世界がこうなってしまった理由とリンクしている感じもしますが。まだ登場していない消防団もあることですし、伝道者をやっつけて大団円というわけでもなさそうです。
ぼくたちは勉強ができない、各ヒロインのエピソードを淡々とこなしていたかとおもいきや、ここにきて文系ちゃんの父親エピソードで深堀りしてきましたね。まさかメインヒロインは文系ちゃんなのか。しかしお父さん数学者で理系ちゃんにぞっこんというのはアレか。理系ちゃんの立ち位置は文系ちゃんのトラウマサイドか。体育会系ちゃんの外国留学ネタは滑り台確定フラグか。なんてことだ。
本好きの下剋上、商人ネタが入ってきましたね。商人な話題が入ると、世界観がグッと引き締まっていいですね。やっぱり商売してないとその世界がどういう構造になっているのかが分からないのでモヤモヤします。特にこういう製造関連ネタをファンタジーでやるときに、採算性とか実現性とかの話題が漏れると単なる無双ストーリーでしか無くなってしまうので。転スラとかがそうなんですけども。
食戟のソーマ、いよいよ連隊食戟も盛り上がりどころ、アザミ総裁もチャチャ入れしてきて悪役ぶりを発揮ですね。意外と審査には公平だったりするとか、そういう描写もあったりすると面白いんですが、まだそこまでは話も進んでおらず。一色先輩の真価やいかに。十傑第一席に通用するのか。
旗揚!けものみち、主人公のブレなさが際立つこの作品、楽しいんですけど周辺キャラがいまいち賑やかしにしかなっていなくてモヤモヤしますね。花子さんとかいいキャラしてると思うんですけどね。今ひとつ立ち位置がパッとしないというか、活躍がないというか。それとも今後、四大公とかとの戦争状態にでもなれば楽しくなるんでしょうか。今はまだプロレス興行とかでの盛り上がりしかない日常系っぽい楽しさですが。
私、能力は平均値で、赤い絆メンバそれぞれの事情も一通り出揃って、まあなんとなく絆も深まって、これから更なる日常系に邁進でしょうか。それともここから何か事件でも起きるんでしょうか。まあ、ネタが雑なのでなんでもありなんだとは思いますが。軽いノリが楽しいです。
七つの大罪、過去編終了で、現在時空で七つの大罪大集合となりました。ゴーセルの秘密も明らかになって、パワーアップしたりするんでしょうかね。ディアンヌとキングはすでに過去編でパワーアップを遂げたみたいですし。
GRANBLUE FANTASY、丁寧にエピソードを消化している感じです。幽霊船とゾンビ村、結局みんな塵に帰るエンドでなかなか人情方向に振り切ってますね。原作エピソードもこんな感じなんでしょうか。結構辛気臭いですが、王道なお話進行ではあります。
Fate/Grand Order、まあなんというか、「これだと思ったら実はその正体はこっちで、だけれどもそこはそれでこっちの能力が」みたいなどんでん返しの連続が敵も味方もあちらこちらでという。そればっかりや。まあ、元々そういうシリーズではあったようにも思うんですが、どんでん返しパターンが単調なのでだんだんどうでも良くなってきます。戦闘シーンは素晴らしいです。
アサシンズプライド、お嬢様の設定、だんだんブレてませんかね。主人公の持ち上げ方とかも元々からだんだん外れてきている気もしますが、まあ、細けぇことはイィんだYO。
こんな感じでしょうか。