良文を最後に置いてみよう。
例文23)−1
わたしはもりについた。
きぎのみどりがまぶしい。
風で葉音が揺れる。
例文23)−2
私は森に。
木々の緑が。
風で葉音が揺れる。
例文23)−3
私は森を着いた。
木々は緑は眩しい。
風で葉音が揺れる。
それぞれ、印象がかなり異なっているようだ。
1番目のものは、最後の文章だけがなんとなく唐突に思える。
2番目のものは、詩的な流れに最後、結論が付いたような形に見える。
3番目のものは、全てが悪文の場合とほとんど印象が同じのような気がする。