以前、kp氏から以下のように指摘頂いているので、検証を行う。
以下、該当部分を再度引用します。
Pentium4 1.9GHz+Borland C++ 5.5で3.5秒前後。ただ改変する前も7秒程度で終了していた。さらに、事前メモリ確保バージョンを試したところ4.5秒程度だったので、ただ単に gccのmallocの実装がタコってるだけのような気もしてきた。
ということで、本日はその準備を。
まず、Borland のコンパイラを入手する。これは現在、無償配布版(Borland C++ Compiler 5.5 無償ダウンロードサービス)があるのでそれを用いることにする。
上記をインストールし、readme.txt に記述の指示に従い、インストールフォルダ直下のbinフォルダにbcc32.cfg ファイルとilink32.cfg ファイルを作成しておく。
bcc32.cfg
-I"c:\Borland\Bcc55\include" -L"c:\Borland\Bcc55\lib;c:\Borland\Bcc55\lib\PSDK"
ilink32.cfg
-L"c:\Borland\Bcc55\lib;c:\Borland\Bcc55\lib\PSDK"
これで準備は終了。
コンパイルを行うには、MS-DOSのコマンドラインにて以下のようにすればよい。
PATH=%PATH%;c:\borland\bcc55\bin
bcc32 -etest0.exe test.c bcc32 -etest1.exe -O2 test.c
コンパイルの前に、インストールフォルダ直下のbinフォルダをPATH という環境変数に追加しておく必要があるようだ。
ちなみに「-e」オプションで実行ファイル名を指定することが出来る。
また、最適化オプションはgcc と同じく「-Ox」で指定できる。ただし、最適化レベルは2までしかないようだった。(間違っていれば指摘願いたい)
次回、このようにして作成した実行ファイルの実測を行いたい。