雨谷の日和

過去20年で2,700を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

Cでの行列式計算(Borland C)

以前、kp氏から以下のように指摘頂いているので、検証を行う。
以下、該当部分を再度引用します。

Pentium4 1.9GHz+Borland C++ 5.5で3.5秒前後。ただ改変する前も7秒程度で終了していた。さらに、事前メモリ確保バージョンを試したところ4.5秒程度だったので、ただ単に gccmallocの実装がタコってるだけのような気もしてきた。



ということで、本日はその準備を。
まず、Borlandコンパイラを入手する。これは現在、無償配布版(Borland C++ Compiler 5.5 無償ダウンロードサービス)があるのでそれを用いることにする。
上記をインストールし、readme.txt に記述の指示に従い、インストールフォルダ直下のbinフォルダにbcc32.cfg ファイルとilink32.cfg ファイルを作成しておく。

bcc32.cfg

-I"c:\Borland\Bcc55\include" -L"c:\Borland\Bcc55\lib;c:\Borland\Bcc55\lib\PSDK"
ilink32.cfg

-L"c:\Borland\Bcc55\lib;c:\Borland\Bcc55\lib\PSDK"

これで準備は終了。
コンパイルを行うには、MS-DOSコマンドラインにて以下のようにすればよい。

PATH=%PATH%;c:\borland\bcc55\bin

bcc32 -etest0.exe test.c bcc32 -etest1.exe -O2 test.c

コンパイルの前に、インストールフォルダ直下のbinフォルダをPATH という環境変数に追加しておく必要があるようだ。
ちなみに「-e」オプションで実行ファイル名を指定することが出来る。
また、最適化オプションはgcc と同じく「-Ox」で指定できる。ただし、最適化レベルは2までしかないようだった。(間違っていれば指摘願いたい)


次回、このようにして作成した実行ファイルの実測を行いたい。