論理型の職業別特性。
1、占い師
占い師になった論理型は、全く役に立たない。その論理の使いどころが無いからだ。そもそも占い師という存在自体が、論理型にとっての手がかりそのものなのだから、自分が占い師になってしまった論理型は途方に暮れる他無い。下手に論理を振りかざす占い師は、疑われて吊られる。色々な可能性を考慮した発言をすると「人狼っぽい」とか言われてやっぱり吊られる。不幸と言うほか無い。
2、霊能者
霊能者になった論理型は、他人よりも情報が多いために正しい判断を行うことが多い。ただし、あまりにも確信をもった発言をすると、やっぱり疑われて吊られる。入手した情報を元に正しい説得を行うことができれば、最強の霊能者になることも可能だが、結構難しいのは単なる事実。
3、狩人
論理型の狩人は、確率的な見地から最も手堅い選択を行う。具体的には、黙々と占い師を守っていることが多い。2人以上の占い師がCOしている場合でも、確率的に最も占い師の可能性の高い人物だけを守るところが特徴。このタイプの狩人の場合、ガード成功は滅多に無い。感謝もされずにひっそりと死ぬことがほとんど。
4、共有者
最終盤で最も頼りになる共有者になる。ただし、そこまで生きていることはほとんどないため、実質的に役立たずではある。色々な可能性を考慮して保守的な判断を下すため、しばしば村を危機に陥れるのはこのタイプ。周りからは優柔不断と見なされがち。
5、狂人
論理型の狂人は、表立って行動する人狼のサポートに適している。役職者を騙らないステルス狂人としては最も怖いタイプ。人狼すら欺き、最終日になってようやくその役目を果たすというびっくり箱。ただまあ、人狼同士のチャットでは「狂人はいったい何やってんだ」とボロクソに言われているのだが。
6、人狼
論理型の人狼は優柔不断ゆえに賭けに出られず、ジリ貧に沈んでいくことが多い。あまり怖くない。ただ、地道にステルスしていることが多いので、見つけ難いタイプではある。無駄に村人に信頼されているときが一番やっかい。
このゲーム、論理だけでは詰め切れない部分が多いので、論理型の思考だけではちょっと苦しい。決定的に後手に回り易いし、判断が保守的になりやすいことから他人から優柔不断と見なされることも多い。また、星取表などを使えば直感型や推理型も論理面を補強できるので、論理型としてのメリットというのも案外少ない。論理型を自覚しているのであれば、早期に別の思考を身に付け、併用しなければ凡プレイヤーのまま進展しないだろう。
これは、私の自戒を込めてのコメントである。<典型的な論理型