雨谷の日和

過去19年で2,600を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

2006年7月期終了時感想総括

ということで、このところほとんど日記も書いていませんが、恒例のアニメ感想を書いておきます。

[2006年7月期](終了時)
01.→ 桜蘭高校ホスト部
02.→ 仮面ライダーカブト
03.↑ ZEGAPAIN-ゼーガペイン-
04.↓ ひぐらしのなく頃に
05.↓ ハチミツとクローバーII
06.↑ SAMURAI7
07.↑ ゼロの使い魔
08.→ ふしぎ星の☆ふたご姫 Gyu!
09.→ うたわれるもの
10.↓ コヨーテ ラグタイムショー
11.→ スクールランブル二学期
12.→ ARIA The NATURAL
13.→ N・H・Kにようこそ!
14.→ .hack//Roots
15.→ 僕等がいた



[終了アニメ評]
桜蘭高校ホスト部は、原作のヌるさが若干鼻に付く以外は、素晴らしい作画、素晴らしい演出、素晴らしいエンターテイメントでした。楽しかったです。
ZEGAPAIN-ゼーガペイン-、テーマ性といい、世界観といい、シナリオ、演出、色々な面でチャレンジを試みるとともに、それをバラバラにすることなく、コンパクトにまとめ上げた力作だったと思います。ただ、コンパクトにした分、若干せせこましさを感じましたが、まあ、気にしない方向で。
ひぐらしのなく頃に、原作の迫力で押し切った感じですね。アニメの出来はお世辞にも良いとは言い難いのですが、声優陣の熱演と音楽のつけ方の的確さが効を奏したと思います。
ハチミツとクローバーII、ファーストシリーズにも負けないクオリティで駆け抜け切った、良作でした。この一年を通しても間違いなくお勧めの逸品。
ゼロの使い魔ツンデレはもういいっちゅうねん…と言いつつはや3ヶ月、最終回まできっちり見てしまいました。シナリオはヌるい、作画は上々、音楽はイマイチ、演出はまあまあという、微妙なラインでしたが。
うたわれるもの、世界の壮大さと設定の筋の良さは良いのですが、それをアニメとして魅力的に仕上げるところまでは行かなかったという感じでしょうか。もう少し、ドロドロとした面の演出に深みが無いと物足りないというか。まあ、多分原作のシナリオがヌるいのでしょう。
コヨーテ ラグタイムショー、アニメとしてのクオリティは結構高かったのですが、やはり設定のずさんさとシナリオのあまりのご都合主義が鼻に付きすぎましたね。お子様ランチにも程があるというか。主人公のおっさんぶりには良いものを感じるのですが、今ひとつかっこ良くないというのはいかがなものか。
スクールランブル二学期、マンネリ作品ですが、アニメのノリはファーストシリーズの勢いをそのままに、という出来でした。
ARIA The NATURAL、これもマンネリ作品、ファーストシリーズのクオリティを維持していましたね。
.hack//Roots、いやぁ、これは酷い。原作のゲームとか小説とかを知っていないと、ほとんど置いてけぼりです。ネットゲームを描いているにしては、その特性を理解できていないような筋立ても目立ちました。というか、主要人物のほぼ全てが、私にはチーターに見えるのですが、そこら辺はどうなんでしょう。アニメのクオリティもかなり酷かったです。


さて、そろそろ新番組のチェックをせねば。