昨年もやったので、今年も一年間のお勧めアニメを個人的順位で並べてみました。
01. DARKER THAN BLACK 流星の双子 02. 化物語 03. 亡念のザムド 04. 東のエデン 05. 君に届け 06. 咲-Saki- 07. 涼宮ハルヒの憂鬱 08. 大正野球娘。 09. うみねこのなく頃に 10. 宙のまにまに 11. にゃんこい! 12. 獣の奏者 エリン 13. けいおん!
今年は、上記を選ぶのに涼宮ハルヒの憂鬱と獣の奏者エリンを基準にしました。
4月〜9月まで上位常連だったハルヒだけを基準にしてもよかったのですが、ハルヒはエンドレスエイト前後で評価がかなり変わっているので基準としては安定していないのが難点です。ですので、1月〜12月まで上位と中位を分ける門番だったエリンとの相対位置を評価に加味しました。エリンよりも下の作品はけいおんを除き、今回は入れていません。
さて、今年の代表作はDTB二期か、化物語になるようです。
DTBは一期の設定を活かしたコンパクトな物語の魅力と、キャラの心情の細やかな描写で最後までドラマが出来ていたところが良かったですね。ボンズの安定した制作もそうですが、なにより監督の作品世界の構築手腕が光ります。
化物語は、原作の薄さを補って余りあるキャラの魅力、それをアニメのこだわりの演出で光らせた、そんな良作でした。実はネット配信予定の2話分がまだ未公開なので、完結していないのですが、それはいつになれば見られるんでしょうね。まあ、楽しみは後に取っておくということで。
上記2作品、過去の名作と比較するとやや小粒ですが、今年を代表する作品としては申し分ないと思います。
3位〜8位までは、今期の中でのお勧め作ということで、1、2位よりは評価は下がりますが見て損はさせないという感じ。(去年と同じことを書いてますが…)
亡念のザムドは全体としてもやもやとした筋立てでしたが、アクションと冒険という点では娯楽作品として楽しいものになっていたと思います。東のエデン、いろいろとギミックと構成を織り合わせて主人公の活躍を描くその手法は爽快でした。君に届けは少女マンガとしては王道的な恋愛モノですが、主人公の純粋さがひときわ際立つ筋立てで印象的でした。咲-Saki-は麻雀マンガに美少女を投入してさらに異能力バトルするという荒唐無稽さが楽しかったです。涼宮ハルヒの憂鬱は前作の再放送分から二期にそのままなだれ込むという放送形態と、なんといってもエンドレスエイトのインパクトが話題になりました。大正野球娘。はイロモノかと思いきや正統なスポコンモノに近いノリで、少女たちの健闘ぶりに拍手したくなるお話でした。
9位〜13位は少々癖のある作品で、見る人を選ぶ部分もありますが、個人的には楽しかった印象のもの。
今年の特徴は、ギャルゲー原作があまり上位に来ていないところでしょうか。と思って見返してみたら、今年のギャルゲ原作作品で私が視聴継続していたのはクラナドとファントム、ティアーズ・トゥ・ティアラだけでした。うーん、原作としてのギャルゲが廃れてきたのでしょうか。どちらかというと、ラノベ原作のアニメ化(とらドラ、化物語、ハルヒ、野球娘、狼と香辛料、超電磁砲、刀鍛冶)の方の印象が今年は強かったように思います。
では良いお年を。