秋雨が長々と続いている感じで一気に寒さの気配がしてきた今日この頃ですが、体調管理には気をつけたいところです。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてそれはともかく、アニメの感想です。
[2018年07月期](終了時) 01.→ 進撃の巨人 Season3 02.↑ プラネット・ウィズ 03.↑ はるかなレシーブ 04.↓ BANANA FISH 05.→ ハイスコアガール 06.↓ アンゴルモア〜元寇合戦記〜 07.↓ Back Street Girls -ゴクドルズ- 08.→ 天狼(シリウス) -Sirius the Jaeger- 09.→ 僕のヒーローアカデミア 第3期 10.→ オーバーロードIII 11.→ 暦物語 12.↑ ガンダムビルドダイバーズ 13.↑ 異世界魔王と召喚少女の奴隷魔術 14.↑ Free!-Dive to the Future- 15.↑ ルパン三世 PART5 16.↑ STEINS;GATE 0 -シュタインズ・ゲート ゼロ- 17.↑ ぐらんぶる 18.↑ One Room 2ndシーズン 19.↑ 信長の忍び〜姉川・石山篇〜 20.↑ PERSONA5 the Animation 21.→ 七星のスバル 22.→ ブラッククローバー 23.→ はたらく細胞 24.→ はねバド!
進撃の巨人、王政編の一区切りですかね。巨人とか壁教とかの大体の位置付け的な話にもおおよそ区切りがついたというか、世界の形とその成り立ちがはっきりした輪郭になってきた感じのするシリーズでした。ここまでの話を踏まえて過去のお話を見返すと、色々とまた見え方が違ってくるというか、あの時は状況の理不尽さに感情移入するだけだった無力な我々も今や壁の高みから人々の右往左往を見下ろしつつ愛を語れそうな勢いです。さてここからは壁の外との関わり、諍いがメインになってくるんでしょうか。楽しみですね。
プラネット・ウィズ、走り抜けた疾走感、この短い尺の中に無駄なくコンパクトに、しかし壮大な世界を押し込んだ映像作品として、鮮烈な印象とともに完結した良作でした。最終回的な展開が3回もあるその豪華なシナリオには脱帽しかありません。最初はオイオイなんだそのデザインは、手抜きかよとかなんとか思っちゃったりした封印派の封印装置ですが、その後に世界観が明らかになった途端に「ああ、なるほど」となるとか、色々な練り込まれ具合も楽しかったです。お話としてはスッキリかっちり完結しており、2期とかありえない作品ですが、もっと色々な方々に観てもらいたい、そういうオススメ作品だったかと思います。ありがとうございました。
はるかなレシーブ、いやー、熱いスポ根ものとしてじっくりとした造りになっていました。ビーチバレー、バレーボールのミニ版とかいう印象を個人的には持っていたのですが、6人でなく2人で戦うという点ですでに別物のスポーツになっているとか、野外ゆえの状況とか、砂上だからこその戦略とか、色々な見所にも気配りの行き届いたところが凄く良かったです。そうしたベースがあってこそというのもありますが、全話水着回というのはビーチバレーが題材の本作品ならではという気もします。毎回出血大サービスのテコ入れ回と言っても過言ではない肉体感、それもまた本作品の魅力でしょうか。楽しかったです。2期を是非。
BANANA FISH、小さな勝利を積み重ねつつ、しかしだんだんと主人公たちの精神は追い詰められていくという筋立ては見ていて常に緊張感があります。しかしそんな中で主人公との柔らかい時間が救いとして温かく描かれる、これは全く容赦ない感じですね。9月末時点ではまだ結末がついておりませんが、最後まで目が離せません。
ハイスコアガール、うおー、そこで最終回ですかっ。ゲームというものにのめり込み続ける主人公、その視線の先には常にオオノさんがいる、それをわかった上でのヒダカ氏の決断に全米が賞賛と喝采を送っているかのような幻覚が止まりません。えー、この続きはOVAですってぇっ。えー。困るー。懐かしいゲームの話題もあり、おっさんホイホイ的な作品ではありますが、どちらかというと純愛な描写が細やかなお話でした。楽しかったです。
アンゴルモア、いやー、敗走に次ぐ敗走、しかし生き残りさえすれば明日はあるという、そんな前を向き続けた作品だったと思います。展開の先の見えなさにハラハラし、繰り返される絶望的な状況の数々に歯噛みしながら見守った三ヶ月でした。主人公とヒロインの恋愛とかは結局あまりメインどころにはなりませんでしたね。一所懸命の精神とかも結構作中で繰り返されていた気もしますが、それも本筋にはあまり絡んでこず。キャラとしては立っていた流刑人たちもどちらかというとちょい役、賑やかしだった気もします。それはともかく、楽しかったです。
ゴクドルズ、なんというか、出オチなネタを転がしに転がしてどんどんとんでもねー方向に突っ走るとこうなるという? シュールな展開と状況に腹がよじれる毎週でした。ゴクドルズのおっさんたちには幸せになって欲しいですね。それにしても研修生に高校生女子はまずいだろゴクドルズ。ゴクドルズ被害者の会もボス級キャラが回心してしまって崩壊なんでしょうか。いや、しかしまだ続いてるんですよね、この原作? 2期とか楽しみにしていていいんでしょうかどうでしょうか。
天狼、父親の顛末も明らかになり、兄の思惑も明らかになり、いよいよ終局間近と見えるこのお話、しかし9月末時点でまだ完結していないんですよね……。放送スケジュールのあやなのかもしれませんが、完結していない作品の感想はどうも書きづらいです。期の変わり目なのに。作品としてはお話も面白いしキャラもいいしで、文句ないです。あとは決着を楽しみにしています。
僕のヒーローアカデミア、仮免試験も無事にクリアして、いよいよ本格的なヒーローに向けた活動まっしぐらといった展開でしょうか。そしてここにきて先輩たちの登場。外部状況としてはヴィラン連合の勢力拡大も地味に行われていて、とか、この先の展開が楽しみです。作品としてはここで一旦一区切りで、また次期に続く、といったところでしょうか。楽しみです。
オーバーロード、だ、大虐殺だーっ。いやはや、数万人の兵団を魔法一発で死滅するとか、なんだか古代中国の伝記を見ている気分です。哪吒的な? 主人公、他のプレイヤーも転生していることを懸念していて、そうだとすると色々とやばいから警戒しているわけですが、その懸念が払拭されるとドカドカとやりたい放題というのが結構極端ではあります。あれかなアンデッドな身体に合わせて精神も死霊ちっくな方向性に矯正されちゃうとかそういうお話でしょうか。そういうわけでもなく、単にノリで話を進めている気もしないではない。
暦物語、実は8月で終わっている。一応、ランキングとしてこの位置に。
ガンダムビルドダイバーズ、大団円でした。電子の海から生まれたエルダイバーも無事にシステムからパージしてめでたしめでたしでした。しかしエルダイバー、自分自身の素体をスキャンしてログインできるんですね。神々しいまでのガンプラとしてガンダムビルドオンラインに降臨しているわけですが、そのガンプラも発売されるんですよね?! 前作ではスーパーフミナを生んだ本シリーズ、ヒロインはプラモデルにしなきゃダメとかそういう縛りでもあるんでしょうか。楽しかったです。2期あるのかな。
異世界魔王、根暗メガネとロリ魔王のエピソードを一挙に消化というのは、よくできたシナリオでした。まさか聖騎士様が咬ませだとっ。まあ、ああいう胸糞キャラをのさばらせておくとヘイトが溜まるだけなのでメリットないですけどね。それにしてもロリ魔王様が現界したのでヒロインの一角の属性が一つ失われたのですが、存在意義とか大丈夫でしょうか。まあ、現界時のあれこれが地上波としては衝撃的だったのでもうどうでもいいですけどね。ごちそうさまでした。ありがとうございました。2期あるのかな。
Free、俺たちの水泳道はまだまだ続いていくぜ的な大団円でした。最後まで結末見せろよなー。続編作る気満々なのか、明らかな強キャラとの絡みが薄いままに終わってしまいました。前半のイクヤさんとのうじうじ人情劇はなんだったんだ……。しかしこれで小学校、中学校、高校の昔話は大方消化しきったかと思うので、過去のしがらみ話とはお別れでしょうか。あとは前を向いて世界を目指すとかそういうスポ根路線ですかね、って、そんなわけないか。
ルパン三世、アミさんの出生話とか、ルパンと不二子のしがらみネタとか、そういうのを絡めに絡めた結末でした。アミさんのお父さん、実は良い奴説。アスペっぽいところあるけど。何かに夢中になって突き進む原理主義者ってかっこいいよね。「アミ=網」で母親は日本人とかいう下りは、ああなるほどという感じでした。それにしてもアンダーワールド=アミだと知ったときのエンゾさんの表情には思わず「興味持つのそこかよっ」と突っ込まざるを得ません。
STEINS;GATE、大団円でした。無印シリーズの不可解なご都合展開の部分に、脇ストーリーとして理屈をつけたエピソード集ですね。ゲームでは超絶過去に飛んだりロシア世界線の未来から戻ってきたりと大立ち回りな筋立てらしいのですが、それらをうまくまとめてアニメ作品として一本道に仕立てたという感じのようです。楽しかったです。
ぐらんぶる、ばかばっかりやで。最後までバカしかおらんかったで。消毒用エタノール片手に「これ混ぜたら薄くなっちまうだろハハh」なエピソードとか、大好物でした。ありがとうございました。
One Room、社会人枠ヒロインもごちそうさまでございました。ヘンタイさん呼ばわりからお兄さん化は痺れるなぁ。今期はどちらかというとツンデレ成分多めでしたかね?
信長の忍び、信長さんの敗走記録編とも言える本エピソードも完結です。次は反転攻勢のシリーズになるはずですが、また次期が楽しみです。
PERSONA5、おっと、ここで一区切りですかね。エピソードとしてはまだ先があるというか、ここからが本番という感じがしますので、続きをよろしくお願いいたします。
七星のスバル、あー、原作未完結でしたか。なんだか中途半端なところで終わってしまったので一旦この位置に。あの花的な要素としての仲間内の痴情のもつれだけが印象に残りましたね。オンラインゲーム的なあるあるネタも特になく、オフラインでの再会にも特に特別な要素はなく、謎が謎のままで配置されている感がありました。原作は完結したらしいのですが、2期はあるんでしょうか。
ブラッククローバー、海底神殿編完結ですね。絶望さんも壮絶な最後でした。騎士団全員で限界突破したエピソードでしたが、この先まだまだ困難が待ち構えているのでしょうか。さてさて。
はたらく細胞、いやー、お勉強的に良い作品でした。楽しかったです。
はねバド、結局この作品は心情描写が破綻していてお話に違和感しかないところが残念でしたね。
こんな感じでした。
さて、10月からの新番組をチェックせねば。