春もいよいよ本気出してきた感じのする今日この頃、今年は桜も早々と開幕です。皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてそれはともかく、アニメの感想です。
[2018年01月期](終了時) 01.↑ 宇宙よりも遠い場所 02.↓ カードキャプターさくら クリアカード編 03.→ ダーリン・イン・ザ・フランキス 04.→ 弱虫ペダル -GLORY LINE- (第4期) 05.→ 魔法使いの嫁 06.→ 3月のライオン 第2シリーズ 07.↑ ゆるキャン△ 08.↑ 牙狼 VANISING LINE 09.↓ ヴァイオレット・エヴァーガーデン 10.→ キリングバイツ 11.→ オーバーロードⅡ 12.→ だがしかし2 13.→ ブラッククローバー 14.→ 学園ベビーシッターズ 15.↑ 七つの大罪 戒めの復活 16.↑ たくのみ。 17.↑ グランクレスト戦記 18.↓ りゅうおうのおしごと! 19.↓ Fate EXTRA Last Encore 20.→ 伊藤潤二『コレクション』
宇宙よりも遠い場所、大団円でした。描き切った感が半端ないです。南極という舞台背景もそれなりに描かれつつ、メインの青春グラフィティなお話もちゃんと仕上がっていて感服する他ありません。シラセ氏の重めなテーマをどう消化するのかとハラハラしましたが、何と何との大感動劇で痺れます。演出の神がかり方が半端ない。良い作品に出会えた幸運に感謝です。ありがとうございました。
カードキャプターさくら、あ、やっぱり転校生は今回の謎の中心にいるのですね。というか時計塔からの使者な雰囲気が。カイトさん、もしかして只者のはずがない。
ダーリン・イン・ザ・フランキス、何となく思春期も収まるところにおさまった感が出てきました。それぞれの胸中に落とし所をつけたというか。それにしても大天使ゾロ目さんの爛漫さが眩しいです。ペアとして一番安定感もあり。とはいえここから後半、彼ら彼女らが辛い目に遭うのかと思うとガクブルなのですが……どうなるんでしょう。昏い未来な予感しか漂ってないのですが。
弱虫ペダル、やはりここは京都伏見、良い仕事は御堂筋くんの専売特許な感じがありますね。万全な箱根学園に対して実力に応じた効率性できっちり仕上げてくる。この仕事人感が人気の秘密ですかね。それにしても主人公チームの不甲斐ないことよ。力負けし、チーム力でも差が出ているというか。まあ、ここからの盛り返しに期待したいですね。
魔法使いの嫁、主人公が大天使すぎて眩しいです。いやー、最後はラブラブでしたね。というかどちらかというとエリアスさんはお母さんを手に入れた的な感じにはなっていますが。お前はシャアかと。ただ、最後のあたり、かなりのエピソードを駆け足で駆け抜けた感じが惜しかったです。魔女なエピソードとか、出てくるだけで精一杯な構成でしたね……。原作と歩調を合わせてのことなんだと思いますが、企画としてはちょっと難しい判断だったのかな、とは感じました。面白かったです。
3月のライオン、いやはや、老人棋士編、見応えありましたね。焼け野原と燃え盛っている最中だとかのエピソードにはグッとくるものがあります。現実の将棋でもベテランが若手を退けたりと熱い展開があったりしましたし、そういうところを描けている感じがこの作品の良さでしょうかね。最後は春になってそれぞれも高校生になってと前に前にという最終回でした。三期楽しみに待ちましょう。
ゆるキャン△、いやー、最後までほのぼのと過ごさせていただきました。ありがとうございました。キャンプって良いものですねーと行ったこともないのに感慨深く思ったりしてしまいかねない、そんな作品でした。冬の寂れたキャンプ場という舞台背景のもつ魅力、普通に描いちゃうと地味で寒々としかしないはずなんですが、この作品にかかるとおしゃれなオススメ感が出てくるという不思議。面白かったです。
牙狼、大団円でした。ソードさんは最後まで締まらない感じでしたけど、最強の名に違わない豪腕ぶりは、シリーズの中でも出色な強さを感じさせるものでした。何しろブレないですからね。ピンチらしいピンチもなく。暗黒騎士も難なく撃退とか、色々な黄金騎士のエピソードを今まで見てきましたけどあまり記憶にない実力差でした。大抵、悩んだり迷ったりするんですけどね。そういう役割はヒロインが背負っていたというか、そういう配役がこのシリーズの魅力に繋がっていたような気もします。ありがとうございました。ご参拝っ!
ヴァイオレット・エヴァーガーデン、ヴァイオレットさんの過去話が暗くて救いが見えません……。それにしてもヴァイオレットさん強すぎですね。一人で丸腰なのに一個小隊くらいなら武装無関係で壊滅させられるというのはパワーバランスが破綻しているというか。まあ、そこのところはお話の中心からはズレているので、どうでも良いといえばどうでも良いんですが、そこをラストに持ってくるというのは作品の良さをあまり分かっていない構成のような気もしないではないです。
キリングバイツ、最後まで際どくて悪趣味なお話でごちそうさまな感じが満載でした。レオさんが卑劣すぎる。というかもしかしてこの作品、動物の実際のエピソードを元にお話を組み立てていたりするんじゃ……? まあそうなるとアニマル感満載なエピソードに弱者が蹂躙されちゃいますよね。
オーバーロード、なんだか王国編は混沌としてしまいましたね。なんでモモン様とデミウルゴスさんが戦うハメに!? 偶然の産物なんでしょうか。それとも深謀遠慮の果てでしょうか。そんなわけないか。三期あるのかな。
だがしかし、退場時と同様に唐突に復帰するほたるさん、そして投げっぱなし感全開の大団円でした。最後、駄菓子カンケーねーな。
ブラッククローバー、なんとなく悪そうな奴らが出てきました。まあしかしこのお話、展開が単調ですね。もうちょっと脇のキャラたちのエピソードが立っていれば色々と捗るんですが、大体は主人公の無効化でなんとかなっちゃうのが単調さの原因でしょうか。主人公が脳筋系なのも単調さに拍車をかけているかもしれません。まあ、頭悪いお話も嫌いではないです。
学園ベビーシッターズ、ヒロインズの想い届かぬままに終わってしまいました。ヒロインどちらも可愛いので好きなんですけどね。報われないですね。子どもたちの行動パターンがやや単調なので、お話作りづらそうでしたね。まあ、子どもの個性でお話作ろうとするとクレヨンしんちゃんみたいなスーパー幼児たちになっちゃいますから仕方ないですけど。どちらかというと主人公とかヒロインたちとかの心情描写なお話なので。楽しい作品でした。
七つの大罪、メリオダスさんが力を取り戻したらスゲー強かったということでおk? 周辺の脇キャラいらないんじゃないか。というかあれだね。戦闘力を数値化したところからやっぱりお話的には単調になっちゃいましたね。ドラゴンボール的な方向性に。七つの大罪騎士団のメンバの過去の掘り下げを始めちゃいましたが、まあ、仕方ないですね。
たくのみ、お酒を飲んで、そしてお酒を飲む。それ以上でもそれ以下でもないお酒な日常でした。ヒロインズが和む姿にこちらもにっこり笑顔ですね。
グランクレスト戦記、かっこいいお兄さんも退場し、いよいよ主人公たちのターンなのでしょうか。主人公たちの居城は魔界っぽいエリアにあるとかいう話だったと思ったのですが、あまりそういった設定は活かされないんですかね? それともアニメは原作をかなり端折っているとか?
りゅうおうのおしごと、結局のところ、主人公が頑張れば全てうまくいくという安易な展開に終始しましたね……。小学生は最高だぜがやりたいのであれば、主人公が竜王とかである必要もあまりないですしね。うーん。
Fate EXTRA、ほんとサーバント不要な展開です。お話の基本的な構造はしっかりしていると思うんですけども、世界観的なところがふわふわしたまま進めているのでイメージ掴みかねて困惑しますね。しかも最終回は投げっぱなしで、分割二期で解決編、といった雰囲気だったりですし。夏の解決編を待ちましょうかね。
伊藤潤二、いやー、原作の雰囲気をよくぞ再現という感じでした。もうちょっと作画とかが……と思わないではないですが、まあ、別にこだわるポイントでもないですし。
こんな感じでした。
さて、4月からの新番組をチェックせねば。