一通り新番組を確認し終わったので、まとめておきます。
まずは新番組の個人的順位から。
ゴールデンカムイ 第二期 風が強く吹いている Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 やがて君になる ソードアート・オンライン-アリシゼーション- ゴブリンスレイヤー うちのメイドがウザすぎる! 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち DOUBLE DECKER! ダグ&キリル とある魔術の禁書目録Ⅲ RELEASE THE SPYCE SSSS.GRIDMAN 火ノ丸相撲 からくりサーカス ゾンビランドサガ 転生したらスライムだった件 ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜 アニマエール! ジョジョの奇妙な冒険 -黄金の風- ツルネ-風舞高校弓道部- となりの吸血鬼さん 寄宿学校のジュリエット でびどる! コチンPa! 青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない 抱かれたい男1位に脅されています。 走り続けてよかったって。 色づく世界の明日から Ingress 軒轅剣 蒼き曜 イナズマイレブン オリオンの刻印 ユリシーズ ジャンヌ・ダルクと錬金の騎士 俺が好きなのは妹だけど妹じゃない 狐狸之声 アイドルマスター SideM 理由あってMini! ひもてはうす ピングー in ザ・シティ 爆釣バーハンター BAKUMATSU 〜恋愛幕末カレシ 外伝〜 トロールズ-シング・ダンス・ハグ!- おとなの防具屋さん メルクストーリア -無気力少年と瓶の中の少女- ラディアン 閃乱カグラ SHINOVI MASTER-東京妖魔篇- 叛逆性ミリオンーアーサー あかねさす少女 学園BASARA ガイコツ書店員 本田さん ほら、耳がみえてるよ! RerideD -刻越えのデリダ- 人外さんの嫁 おこしやす、ちとせちゃん ほしの島のにゃんこ ソラとウミのアイダ 愛玩怪獣 CONCEPTION 俺の子供を産んでくれ! 終電後、カプセルホテルで、上司に微熱伝わる夜。
Thunderbolt Fantasyあたりまでがお勧め、となりの吸血鬼さんくらいまでがお好みラインでしょうかね? それより下はマニアックゾーンということで。 今期も続編ものが上位にきています。小説原作ややる夫スレ原作など、アニメ企画としては異色な作品が上位にあるのが特徴でしょうか。
さて、この結果から、今期の視聴リストは以下のような感じに。
[2018年10月期](開始時) 01.◎ ゴールデンカムイ 第二期 02.◎ 風が強く吹いている 03.◎ Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 04.◎ やがて君になる 05.↓ BANANA FISH 06.◎ ソードアート・オンライン-アリシゼーション- 07.◎ ゴブリンスレイヤー 08.◎ うちのメイドがウザすぎる! 09.◎ 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 10.◎ DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 11.◎ とある魔術の禁書目録Ⅲ 12.◎ RELEASE THE SPYCE 13.◎ SSSS.GRIDMAN 14.◎ 火ノ丸相撲 15.◎ からくりサーカス 16.◎ ゾンビランドサガ 17.↑ ブラッククローバー 18.◎ 転生したらスライムだった件 19.◎ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 20.◎ 異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜
ゴールデンカムイ、前期同様に頭のおかしいキャラクターたちが北の大地を縦横無尽に大暴れというか、陰謀とか渦巻く中でのグルメうんちくとか、まあ本当につくづく楽しい作品です。主人公たち一行と土方歳三陣営がいったん協力関係になったりとか、狐女が彼らのあとを追ってみたりとか、裏切り者がいそうな雰囲気だったりとか、まあ、ネタには事欠かない筋立てで目が離せません。
風が強く吹いている、いやーハイジさんまじ強引でいっそ清々しいですね。主人公(?)の陸上青年もようやくやる気になってこれから記録会に向けて本番でしょうか。それにしてもこの作品、走るときの疾走感とか地面を蹴って前のめりに進む力強さとかの表現が素晴らしいですね。ハイキューの時のようなリアルな肉感とかそういう手法が得意な制作会社のような印象でしたが、この作品ではむしろそういうのとは別の手法での表現で、そこも楽しめます。
Thunderbolt Fantasy、キチョウさんが本気出してくるとやっぱり面白いですね。セイユウからの刺客たちはアレですね。三者三様で必ずしも主人公と敵対しているというわけでもなさそうです。今回のお話は明確な敵ボスがいないので、この先の展開が読めないのですが、さてさてどうなっていくんでしょう。
やがて君になる、いやー、恋模様の丁寧さでは抜群ですねこの作品。主人公の無自覚さとか、無自覚ゆえの自己嫌悪とか、そういうお年頃な展開は大好物です。会長サイドは会長サイドで何やら暗部があるのは必然で、それを取り巻く面々にも闇が深そうで。おっとしかも、主人公の同級生男子もなんというかサイコパスさんっぽい雰囲気が。絵柄は爽やか系なのに、内容はドロドロした感情劇なんでしょうか。なにそれこわい。
BANANA FISH、キャンディーポップぅっ! いやいやいかんでしょそれをマジで放送しちゃ。というようなはっちゃけた部分もありつつの本作品、やや間延び感ありますがキャラクターたちの魅力でこの先も押し通すスタイルでしょうか。それにしてもアッシュはすっかりエイジにぞっこんなんですけどどういうことですかね。まあ、これは『やがて君になる』の会長の心情にも通じるものなのかも知れませんが。時代を選ばない心情ということでしょうか。
ソードアート・オンライン、かなーり丁寧にお話が進んでいきます。ところでキリトさんリアル刺殺されてるはずなんですがなんでゲーム世界にダイブしてしかもログアウト出来ない病になっているんでしょうね。あれかな。瀕死の肉体の蘇生に対し、魂を保全しておくためにダイブさせているとかそういう話でしょうか。この作品の作者はVR体験についての未来的な考察をベースにお話を組み上げる傾向があるので、医療方面のアレコレに絡めた設定の可能性は高いかも。
ゴブリンスレイヤー、ゴブリンスレイヤーさん、マジ仕事人で渋い、かっこいい。そして……ゴブリン以外には結構弱い。なるほどー。専門職としてのゴブリン狩り、だからこその絶対無敵ただしゴブリンに限るというお話なんですね。確かに現実社会でも、大きな問題を解決してくれる人はヒーローだったりしますが、一方で日常的に頻発する小さな問題課題を潰して回るのは地道で大変な作業で目立たない。ゴブリンスレイヤーさんはそういう地味な役回りに徹する人というコンセプトの模様。
うちのメイドがウザ、いやー、本当にメイドの思考回路がヘンタイで困る。メイドの次の行動がナチュラルに想像できてしかも当たるということは、私もそれなりにヘンタイだということなんでしょうかね……。段々とミーシャ様がデレてくれるのか、それともこのままコメディだけで押すのかは好みの分かれるところですが、微妙にメイドサイドに心の闇もありそうで気になります。
宇宙戦艦ヤマト、彗星帝国編ってこんな感じでしたっけ。テレサさん、当時もなんだかよくわからない感じで見ていましたが、ていうかもう30年以上前だったりするのかな、今リメイクで見てもテレサさん何者感があります。なんだっけ。この後どうなるのかを全く覚えていないので新鮮に見ていますが、でっかい彗星から絶望的に強大な敵戦艦が出てくるのだけは印象的でそれがいつなのかというのが気になります。
ダグ&キリル、実はこのチーム、男性陣よりも女性陣の方が多いんですが、どうもダグさんのキャラが良すぎて女性陣の印象が薄いんですよね。と思ったら女性陣の紹介回を持ってくるところが分かっている感あります。ロボットさんまじロボットさん。今の所赤い入れ歯の男というキーワード以外に大いなる敵っぽい感じの流れはないんですが、さてこのままコメディなお話で進むのか、それとも大きな事件に向かって積み上げるのか。どちらにしても楽しみです。
とある魔術の禁書目録、次々と視聴者に襲いくる厨二な設定の数々。壁を下位に、小麦粉を上位に。小麦粉か何かだ。小麦粉使いとか、強いんだか弱いんだか。アニメの映像的には見栄えは全然でしたね。神の右席とかって実はそんなに強くない説。神なのに。神性高すぎると現実への干渉力はむしろ弱くなる的な? とかそういう設定もちゃんと描けないとなかなか強さの片鱗を感じられないですよね。いや、私も原作読んでないので小麦粉使いさんザッコ以外の感想なかったりしますが。
RELEASE THE SPYCE、スパイモノとしてはあまりスパイしておらず、忍者アクションとしてはやや上滑りという本作品。まあ、全体のバランスはいいんですよね。あとはシナリオ次第というか。そのシナリオはかつて絶望感半端ない作品を生み出した脚本家なので、油断がなりません。きゃっきゃうふふだけでは終わらない、はず。
GRIDMAN、展開的には結構既視感ある内容ですが、キャラの固め方がおいしい感じになっています。キャリバーさん無口ぞんざいでかっこいいっすね。今の所他のサポートマシンのキャラは今ひとつ描かれていませんが、段々と明らかになっていくんでしょうか。それにしても戦った結果が一部しか反映されない現実世界と、実際に戦っているであろう電脳世界(ですよね?)の境界線が曖昧でちょっと混乱します。設定とかそのうちちゃんと理解できる形で提示されるといいんですが。このままキャラだけで突っ切るスタイルでないことを祈るというか。
火ノ丸相撲、いやはや、展開早いっすね。原作読んでないのであまり違和感はないんですが、どうも原作とはかなり違う筋立てに変更しているようで。確かにちょっと整合性取れてないところもありますね。最近のジャンプ作品は結構その辺ちゃんとしているので、微妙に気になります。まあ、そうは言っても本筋であろう部活仲間の成長と成功の物語というコンセプトは変わらないんだろうと思いますので、この先の展開を楽しみにしています。
からくりサーカス、なんでこのおねーちゃんはヘンテコな格好しとるんや……。どうもピエロ設定とかあるらしいんですが、あまりその辺の説明がなくドタバタと戦闘だけが続くので、まあいいか。シロガネさんかわいいで押し通せば問題ないですね。ところで拳法使いさんの呼吸困難設定、あれ必要なのかなぁ。なんというか、お話の足を引っ張っているだけのような気もするんですが、この後何か筋立てに重要なポジションになったりするんでしょうか。
ゾンビランドサガ、もう勢いだけで突っ切るスタイルなの見え見えなので清々しいです。ゾンビで佐賀。そしてアイドル。第三話からはアイドル路線に振り切ってきていますが、その前のバンドやラップといった展開はもうないんでしょうかね。3DCGのライブシーン、微妙に寒い出来ですが、それでいいんでしょうか……。温泉回でテコ入れかと思いきやホラー演出で笑わせにくるし、企画立てた方の心が病気なんじゃないかと心配です。
ブラッククローバー、唐突に始まる過去編。アスタさんの過去の剣の修行とか。アスタさんの剣術はダイアモンド仕込みでしたかー。ところでクローバー、ダイアモンドと来て後はスペードとハートとか出てきても良さそうなんですが、そういうのはまだ先ですかね。どうもこの作品は展開に困るとすぐに白夜の魔眼を絡めてお茶を濁すので、そこのところは油断がなりません。まあ、ダイアモンドの例の強い青年の、幼少期の因縁の少女が多分魔眼さんの幹部だったりするんでしょうけども。
転生したらスライム、イキりスライム太郎と呼ばれ始めている本作品、異世界転生の正統系譜たるスマホ太郎、デスマ次郎を受け継ぎし真の転生ストーリーとしてその名をはせる事になるのでしょう。まあ、スライムって最弱の魔物だよね的な発想からスタートしてその成り上がりストーリーを、というコンセプトはわかるんですが、そこに最初からチート能力を搭載してしまうといきなり陳腐ですね。元祖たるさすがですお兄様に比べると小物感すら漂います。同時期にゴブリンスレイヤーとかオーバーロードとかあるので余計に比較が。
ベルゼブブ嬢、ゆるふわラブコメでほんわかします。稀有です。
異世界居酒屋、毎回トリアエズナマ飲ませておけばこの異世界の人たちはイチコロなのでは。出てくる料理も大抵ワンパターンだし、異世界側の登場人物の背景ストーリーも特にバリエーションがあるわけでもなく。のんびり楽しんでいます。
こんな感じです。