今年も終わりですねぇ。かなりの冷え込みで寒くてたまりません。風邪に気をつけたいところですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。
さてそれはともかく、アニメの感想です。
[2018年10月期](終了時) 01.→ ゴールデンカムイ 第二期 02.→ 風が強く吹いている 03.→ Thunderbolt Fantasy 東離劍遊紀2 04.→ やがて君になる 05.→ BANANA FISH 06.→ ソードアート・オンライン-アリシゼーション- 07.→ ゴブリンスレイヤー 08.→ ゾンビランドサガ 09.→ SSSS.GRIDMAN 10.→ 宇宙戦艦ヤマト2202 愛の戦士たち 11.→ うちのメイドがウザすぎる! 12.→ DOUBLE DECKER! ダグ&キリル 13.→ 火ノ丸相撲 14.→ とある魔術の禁書目録Ⅲ 15.→ からくりサーカス 16.→ ブラッククローバー 17.→ 転生したらスライムだった件 18.→ RELEASE THE SPYCE 19.→ ベルゼブブ嬢のお気に召すまま。 20.→ 異世界居酒屋〜古都アイテーリアの居酒屋のぶ〜
ゴールデンカムイ、あああああ、のっぺらぼうさんがぁっ。いやはや網走監獄はオールスターキャストの大舞台と相成りましたね。第7師団、脱獄組、樺太組、アシリパ組それぞれの思惑と利害が絡み合って大変なことに。そして物語は北へ、南へと分裂していくんでしょうか。3期期待していいんですかね。これだけ面白いエンターテイメント作品というのもなかなかないので、是非。
風が強く吹いている、手応えと前向きな改善、そして団結するチーム。いいですね。王子は王子で実力ないながらも着実に前に進み続けるという。今や一番の努力家の名をほしいままにしつつあります。着実な前進感は半端ないのですが、しかしここから箱根に至る道のりの遠さがまだわからないでいるのですが、本当に辿り着けるものなのでしょうか。それとも挫折の物語か。
Thunderbolt Fantasy、最終的には七殺天凌とお坊さんとの恋物語っぽい展開になりました。主人公とかは恋路を邪魔するお邪魔虫といった風情に。しかし魔剣ふた振りの特性をとてもよく活かしたお上手なシナリオでした。伏線の張り方とキャラの配置、見所の無駄のなさなど、お手本のような脚本は見事という他ありません。第3期もあるとのことで、楽しみに待つことにします。
やがて君になる、そ、そこで切るんですかぁっ。文化祭の生徒会劇を見せてくださいよぉ。見たいんですが。え? 2期とかそういう話なんですよね? ここでTV版は打ち切りとか、そういうのだけは勘弁して欲しいんですが。映像も心情描写も実に細やかで、個々のキャラクターの人間関係としての距離感を楽しめる作品でした。揺れ動く心情というのが絵面だけでも伝わってくるというのは素晴らしい。
BANANA FISH、哀しいというよりも、寂しさの募る結末でした。敵のボスは、信頼できる飼い犬を手放してしまったがゆえに招いた野良犬、その思い上がった横恋慕で志半ばになってしまうとか。まあ、チャイナマフィアの若頭に無二の友とも呼べる存在ができたことはハッピーエンドとも言えなくはないですかね。全編を通して友情とは、愛情とは何か、そしてそれに飢えた獣たちのそれぞれの結末は、といった物語だったのではないかと思います。名作との呼び声高いのも納得です。ありがとうございました。
ソードアート・オンライン、いやー、禁忌違反するところの描写には凄まじいものがありましたね。ユージオさんの右目、違反時になんだか変なことになっちゃってましたが、あれはなんなんでしょうね。システム内で育成された人工知能ゆえのシステム障害のようなものなのか、それともアドミニストレイター様の施した戒めか何かなのか。カーディナル様の助力を得て、これから反転攻勢ですかね?
ゴブリンスレイヤー、大団円でした。ゴブリンの怖さのようなものを繰り返し描いてきたことが、ここにきて「100匹の知恵ある軍勢としてのゴブリン」というものの凄みを伝えられるまでになったというか。冒険者たちが、報酬に見合わないにも関わらずそうした危険に立ち向かうことの心意気のようなものも描かれていたように思います。一方で、真摯に物事に向き合っている人間の持つ迫力と、それを認める周囲との関係性というお話でもあったように思います。大変見ごたえのある作品でした。ありがとうございました。
ゾンビランドサガ、アイドルモノとして、練りに練られた作品だったと思います。80年代アイドルと2000年代アイドルの対比だったり、プロとして舞台に立つことの心構えだったり。それに加えてゾンビであるがゆえに構想可能な、それぞれの生前のあれこれからくる物語性だったり、いろいろな見所をぎゅっと詰め込んで見せてくれたと思います。最後は主人公のさくらと謎のプロデューサー巽氏との関係性も匂わせるニクい筋立てで、一層物語の厚みが増したようにも思います。それにしてもたえちゃん回とユウギリ姐さん回がなかったのは残念でした。2期で是非是非。
SSSS.GRIDMAN、いやはや、最後はあっと驚く大団円といったテイストでしたね。現実に帰れというテーマでしょうか。アカネ氏はあれで救われたという解釈でいいんですかね。それとも現実に戻った彼女には、これから厳しい事態が待ち受けているとか、でしょうか。それがハイパー世界でアカネ氏がしでかしたことへの償いになるという話なのか、それを乗り越えるだけの心がアカネ氏にはすでにあるという前向きな話なのか、判然としませんがそれはそれで良いのだと思います。
宇宙戦艦ヤマト、とうとうテレザート目前まで到達したヤマトの諸君、さていよいよテレサさんとの対面となるのでしょうか。ここにきてガトランティスさんたちの内部事情も結構描かれてきていますが、戦闘クローンたる彼らの特異な生態が産む悲劇のようなモノということでしょうか。まあ、生殖活動の形と、愛情の有無というのは全く別の話なので、それを強引に関連づけようとしても空虚でしかないわけですが。
うちのメイドがウザ、結局のところ、ミーシャ様尊いということを貫いた作品だったように思います。しかしあれですね。お母様が他界されたばかりの頃のミーシャ様は実に儚げで弱々しいのに対し、ウザメイドが来てからは逞しくなったというか、本来は逞しい彼女の本性が露わになったというか、それにしてもミドリンはお話の展開に都合よく使われすぎだろとか、まあ、いろいろありますが楽しい作品だったと思います。
DOUBLE DECKER、なんと二階は実在したんだよっ。敵のボスたるゼットさんも実は利用されていただけとか、真の敵は麻薬とその治療薬をどちらも押さえていて、マッチポンプ的に実験を繰り返していたとか、結構シナリオの階層構造が深くて驚きます。主人公がバカキャラなのに実は天才とか、まあいろいろと盛ってる感じの世界観ではありましたが、ちょっととっちらかり過ぎという気もしないではないですね。楽しい作品でした。
火ノ丸相撲、高校生相撲だと、プロには通用しないという感じなんですね。一度見せた取り回しは二度目は対策されてしまう、そういう部分はどこの世界のプロでも共通しているかと思います。同じ失敗は二度としないようにするのがプロというか。
とある魔術の禁書目録、イギリス編、王家の姫たちがそれぞれ個性的で笑えます。女王陛下もいいキャラしてますね。前の戦いで敵対していたアックアさんが今度は主人公と共闘するとか、その敵味方入り乱れての乱戦具合というのは、このお話の醍醐味といった感じでしょうか。キャラ多過ぎて展開がとっちらかっている気もしますが。さて、比較的登場機会の多いインデックスさんですが、ここでの活躍場面はあるのか。それとも食ってるだけの食欲魔人か。
からくりサーカス、ゾナハ病、物語の根幹だった。極小のオートマータが引き起こす死ねない病とか、怖過ぎて困る。ナノテクノロジで体内にマイクロロボット仕込むとかいう未来もあり得るので、絵空事じゃなく将来そういう病が登場してもおかしくはないですよね。それにしてもすっかり主人公がおっさんに交代しちゃってますが、どういうことなんでしょうね。このままマサルさんの出番はないんでしょうか。
ブラッククローバー、くっそーリア充爆発しろ。それはそうと、魔女王さんがようやく本気出す。主人公の秘められた力が覚醒しちゃったりしましたが、ええと、アレ、無敵じゃね? それとも何か致命的な副作用とかあるんでしょうか。それとも魔女王じゃないとあの力は引き出せないとか?
転生したらスライム、人間の姿を手に入れたスライム第二章。いきなりオークの大軍が攻めてくるという緊急事態にお気楽リザードマン王子が参戦で大パニックにっ。といったところでしょうか。それにしてもイキリ骨太郎にしてもイキリスライム太郎にしても、大軍勢のゴブリンもしくはオーク、それを統率するロード的存在がいると雑魚でも強いんっすよ、というノリはゴブリンスレイヤーさんを彷彿とさせるものがあります。まあそのゴブリンスレイヤーさんもグリムガルでのゴブリンを狩る日々に通じるテーマ性があったりもするので、この辺はその当時の流行ということだったのかなぁとは思いますが。インスパイア?
RELEASE THE SPYCE、大団円でした。仲間の中に敵のスパイが紛れ込んでいるという展開はやっぱり王道的に燃えますね。熱い展開でした。かなりスパイ要素がなんちゃってなノリでしたが、まあ、活劇重視なバランスということでよかったんじゃないでしょうか。
ベルゼブブ嬢、癒しでした。ありがとうございました。
異世界居酒屋、癒しでした。ありがとうございました。
こんな感じでした。 年末なので、今年のベストアニメランキングとかをまとめねば。