雨谷の日和

過去19年で2,600を超えるアニメの第1話だけは見続けた僕のお勧めアニメがハズレなはずがない

2020年04月期終了時感想

梅雨が来て、夏もそろそろ本番でしょうか。COVID-19はまだまだ油断できない感じですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。

さてそれはともかく、アニメの感想です。

[2020年04月期](終了時)

01.→ 乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…
02.→ 本好きの下剋上司書になるためには手段を選んでいられません 第2部
03.→ アルテ
04.→ グレイプニル
05.→ プリンセスコネクト!Re:Dive
06.→ ケンガンアシュラ
07.↑ かぐや様は告らせたい 第2期
08.↑ 波よ聞いてくれ
09.↑ イエスタデイをうたって
10.↑ フルーツバスケット 新作2nd season
11.↑ BNA ビー・エヌ・エー
12.↑ かくしごと
13.↑ 八男って、それはないでしょう!

----

(放送休止)
xx. ガンダムビルドダイバーズRe:RISE2nd Season
xx. とある科学の超電磁砲T (第3期)

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった… 本好きの下剋上 司書になるためには手段を選んでいられません アルテ VOL.1 [Blu-ray]

乙女ゲームの破滅フラグ、いやー、楽しかったですね。結局カタリナの性格、みんなを温かく包み込むような包容力、人間的魅力というのが、転生前の人格そのままだったという感じですが、転生前のあれこれが物語にかなり強く絡んでくる展開というのはなかなか見せられますね。作画も終始安定していて、キャラがそれぞれ男女共々可愛らしい、コメディパートもバッチリというエンターテインメント作品でした。2期もあるみたいなので、楽しみですが、しかし破滅フラグは1期できれいに回避してしまっているのでこのあと何やるんだろ、というのはあったり。

本好きの下剋上、えっ!? 神官長のスペック高すぎ!? 全くこのフェルディナンド様という新手のロリコンには困ったものです。主人公を貴族の養子にした挙句、きっとそのうち結婚しようとか言い出すに決まってます。許しませんよそんなことはパパの目の黒いうちは絶対に! 3期、待ち遠しいんですが、続きますよね…!?

アルテ、なるほど、やはりこの作品は一人の人物が自立し、独り立ちしていくところにテーマ性があるという感じですね。女性であること、貴族であること、そういった属性からの解放、それは誰の手に頼ることなく、自分自身の手で勝ち取っていくものである、そういう物語だったのだろうと思います。そんな大きな流れの中で、そこに息づく人々の物語ひとつひとつが活きいきと描かれているという、そこが本作品の得難い魅力なのかな、と思いました。楽しい作品でした。ありがとうございます。

グレイプニル プリンセスコネクト!Re:Dive ケンガンアシュラ1[Blu-ray](特典なし)

グレイプニル、主人公、ぜんぜんモブじゃなかった! ぶっちゃけほぼ事件の中心人物じゃないですかやだー。お姉さんと二人でそもそもラブラブだったとか、そのリア充ぶりが許せない! しかも成績優秀だとか…根暗くんじゃなかったのかよ! それにしても意味深に絡んできていたクラスの女の子とか、もう完全に蚊帳の外でモブ道まっしぐらだったりするんですが、どういうことですか?! キャラデザ可愛かったのに…。あれだね。この作者、何も考えずにノリで描いてるねお話を。

プリンセスコネクト、たーのしー! キャルさんの裏事情とか結局うやむやのまま終わっちゃいましたが、そういうものなんでしょうか。おなかペコペコ、ペコリーヌさんの出自の話は一応ちゃんと出てきましたが…!? 2期ないと困っちゃう…! ソシャゲマネーで早く!続きを!

ケンガンアシュラ、いやーほんとにガチガチ殴りあったりギチギチ締め上げあったりで見応えある作品でした。まだまだトーナメントは続いているわけですが、これって続編不可避ですよね…!? 前借りしつつもニコ流の武で勝ちを掴む、そういう成長物語で締めましたが、しかしそんなことはどうでも良くて、早く他のライバルたちのバトルを見たい!

かぐや様は告らせたい?~天才たちの恋愛頭脳戦~ 波よ聞いてくれ イエスタデイをうたって

かぐや様は告らせたい、周辺キャラを掘り下げてきますね…まあ、会長もかぐや姫ももう互いにラブラブすぎて後はどこまですれ違いコメディぶちかますかだけの勝負になってるし、周辺キャラもそれなりに魅力的だし、でもでも早くメインのラブラブをください! もっともっとください! ちっ、じれってーなぁ! おれ、ちょっとやらしい雰囲気にしてきます!

波よ聞いてくれ、ラジオの業界ネタも挟みつつ、しかしその実は延々作者の愚痴を代弁して喋りまくるというこの主人公、しかしアニメになるとその長セリフすげーわ、ってなりますね。コミックスとかで文章で連ねるのはヴィジュアルな手法としてはあるわけですが、でもそれって漫画のコマ割りセリフ割りの中での話であってこれがアニメになると途端に音声の怒涛のラッシュ状態になるという、そんな感じがかなり快感な作品でした。楽しかったです。

イエスタデイをうたって、なるほど…そういう決着ですか…。人物の描写の細やかさ、映し出される人間模様の生々しさ、日常の風景を切り取ったかのような作品でした。思いが揺れる、そこにドラマがある。思うに、このお話は「別れ」を描いたものだったのではないかと感じました。登場人物たちはみな、どこかで すでに出会った状態でお話が始まっていて、人間関係もある定義の中に位置づけられている。それを壊すのが怖い主人公たち、彼らを取り巻く変わらざるを得ない状況たち。その空間に時々異邦人が訪れては去っていく、そうんな情景を淡々と紡いで行った先に、主人公自身の「別れ」があり、始まりが訪れる…そんな物語でした。ありがとうございます。

フルーツバスケット 2nd season 【Amazon.co.jp限定】BNA ビー・エヌ・エー Vol.1-3セット  初回生産限定版 Blu-ray (セット購入特典:「描き下ろし全巻収納BOX」付) かくしごと

フルーツバスケット、ソウマのお家の事情もだいたい明らかになり、十二支+2も総勢で登場しましたね。ここからはお話の結末に向かって一直線なのでしょうか。それとも何か紆余曲折が…?! 夏休みの水着回三昧な別荘編かと思いきや、アキトさんの粋な計らいでぼっちサマーなホンダさんが不憫すぎる。しかしそこに襲いかかる二匹のケモノ、お前ら脳内ダダ漏れやぞ。そこは我慢せいや

BNA、ケモノ人の歴史的出自や、真のケモノ人とはと言った世界の真実を乗り越えて、それでも人間もケモノ人も互いの壁を乗り越えていく、そんな突破する物語でしたね。アクションは痛快、お話も面白い、そんなエンターテインメント作品でした。しかし銀狼さんかっこ良すぎて惚れる。ヒロインズもそれぞれいいキャラしてて可愛いし。ラスボスのちょっと小物感もご愛嬌ということで。楽しい作品でした。

かくしごと、漫画を描く仕事を隠し事していたというとんでもない駄洒落企画でしたが、ヒメちゃん可愛い超可愛いだけで駆け抜けた感ありますね。まあ、メインは主人公の業界ネタの愚痴りにあるわけですが。もはや職人芸。シリアス展開なんていらんかったんや。楽しかったです。

八男、これだよこれ。こういうゆるい感じでぱっぱとなりあがっていけばいいんだよ。まあ、お話は相当薄っぺらくて雑だけど、問題ない。

さて、新番組のチェックも始めねば。