一通り新番組を確認し終わったので、まとめておきます。
まずは新番組の個人的順位から。
逃げ上手の若君 負けヒロインが多すぎる! かつて魔法少女と悪は敵対していた。 義妹生活 ダンジョンの中のひと 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 異世界失格 NINJA KAMUI【ニンジャカムイ】 魔導具師ダリヤはうつむかない 杖と剣のウィストリア 俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 小市民シリーズ 天穂のサクナヒメ 真夜中ぱんチ 2.5次元の誘惑(リリサ) この世界は不完全すぎる ハズレ枠の【状態異常スキル】で最強になった俺がすべてを蹂躙するまで 伊藤潤二『マニアック』 先輩はおとこのこ なぜ僕の世界を誰も覚えていないのか? 疑似ハーレム VTuberなんだが配信切り忘れたら伝説になってた キン肉マン -完璧超人始祖編- ATRI(アトリ) -My Dear Moments- 菜なれ花なれ モブから始まる探索英雄譚 エルフさんは痩せられない。 異世界ゆるり紀行 ~子育てしながら冒険者します~ しかのこのこのここしたんたん 黄昏アウトフォーカス 新米オッサン冒険者、最強パーティに死ぬほど鍛えられて無敵になる。 ラーメン赤猫 魔王軍最強の魔術師は人間だった 多数欠 グレンダイザーU 異世界スーサイド・スクワッド 僕の妻は感情がない 下の階には澪がいる よあそびぐらしっ! 恋は双子で割り切れない
逃げ上手の若君と負けヒロインがお勧め、NINJA KAMUIくらいまでがお好みラインでしょうかね? それより下はマニアックゾーンということで。
さて、この結果から、今期の視聴リストは以下のような感じに。
[2024年07月期](開始時) 01.◎ 【推しの子】第2期 02.↑ 烏は主を選ばない 03.◎ 逃げ上手の若君 04.↑ 僕のヒーローアカデミア 第7期 05.◎ NieR:Automata Ver1.1a【第2クール】 06.◎ 負けヒロインが多すぎる! 07.◎ かつて魔法少女と悪は敵対していた。 08.↑ 転生したらスライムだった件 第3期 09.◎ 義妹生活 10.◎ ダンジョンの中のひと 11.◎ 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 12.◎ 異世界失格 13.◎ NINJA KAMUI【ニンジャカムイ】 14.◎ 魔導具師ダリヤはうつむかない 15.◎ 杖と剣のウィストリア 16.◎ 俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 17.◎ 小市民シリーズ
推しの子、始まりましたね、舞台編。いきなり出だしから原作者とのアレコレネタが勃発とか、いやはや切れ味が楽しくてわくわくします。そして事態が好転したかと思いきや主人公のトラウマ発動とか。ネタの畳み込み方が手馴れてて心地よいです。さて、感情演技、主人公はどう切り抜けるのか。そして忘れてはいけない復讐劇、その行方やいかに。楽しみです。
烏は主を選ばない、女の闘いの幕も閉じ、ふるさとに帰郷した主人公ですが、なにやらきな臭い事件に駆り出される羽目に。このお話、こんな感じでいろいろな事件をオムニバス的に1クール単位で消化していくスタイルなんでしょうか。それとも、これが大きな物語の流れの一部だとか?このあとの展開が楽しみですね。
逃げ上手の若君、鎌倉幕府滅亡から命からがら逃げた若様、それをかくまう諏訪氏、みたいな感じなのですが、悲壮感といったものよりも若様の変態っぷりに脚光が当たるというひねった描き方で面白いです。なんでピンチになればなるほど発情するのか。変態かな。室町幕府初期の英傑たちが逆に手ごわい敵方として主人公に立ちふさがるので、ハラハラ感が凄い。
僕のヒーローアカデミア、最終決戦最終決戦最終決戦で激闘激戦の連続ですね。オールフォーワンも万全ではないから追い詰められたりもして。でもここから更なる裏の一手がありそうなところが恐ろしさでしょうか。そしてみんな大好き爆豪くんがたいへんなことに。初期から主人公と対をなすテーマを持ったキャラでしたが、どうなってしまうのか。目が離せませんね。
NieR:Automata、いやはや、2クール目に入って早々たいへんなことになってますね。演出が難解な感じなのでアレですが、要するに2Bは2Bではなくて、9Sは気づいてしまいやすい個体だから2Bとして接していて、なんどもなんどもアレコレで、感情を持つことは禁止されていて、そしてバンカーは崩壊した。と。たくされたA2はこの先どうなっていくのか。気になります。
負けヒロインが多すぎる、青髪ヒロインはたいてい負けヒロインというアニメ好きにはなんとなく共有されている豆知識をそのままに、青髪ヒロインが初手から盛大に滑り台という出オチ的なおもしろさはもちろんなんですが、当の負けヒロインが残念系で楽しかったり、ほかにもいろいろ負けているヒロインがいたりで。楽しい作品です。
かつて魔法少女と悪は敵対していた、悪の敵幹部と魔法少女の恋愛モノは大好物でいけませんね。ええ、いけません。魔法少女側がどう見ても騙されて魔法少女やらされてたりする感じなのもいけませんね。ええ、いけませんいけません。ていうかガチで魔法の猫がクズなんだが。お金を搾取している系なんだが。少女に幸せになってほしい。
転生したらスライムだった件、会議が終わったと思ったらまた会議。エンドレス会議。開国祭のための会議とか謁見とか、まあとにかく会議ですよははは。でもまあ、そういうお話なんだと思えばむしろ会議がないと物足りなくなってくるんですよね。次の会議はまだか。
義妹生活、なんというか、アニメの描写がドラマ仕立てっぽ感じでそれはそれで面白かったり。音の演出の細やかさがこだわりを感じますね。だからといってお話が面白いわけではないんですが、登場人物のそれぞれがいちいち理屈っぽかったりめんどくさいことこのうえないんですが、そして毎週作者が解説の長文ツイート(通称「レシート」)してくれたりするんですが、だがそこがいい。
ダンジョンの中のひと、ダンジョン運営モノということで、ダンジョンの裏方仕事や裏の事情とかそういう話が楽しいです。ゴーレムちゃんたちがかわいいです。そして主人公に興味しんしんのモンスターたち、なんだろう、強いヤツとは戦ってみたい、みたいな戦闘民族感ありますね。向上心かな。父親の謎も深まって、続きが楽しみです。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん、これはアレですねアーリャさんのお姉さんが主人公の初恋の人で、妹は主人公のことが大好きで、でも主人公はアーリャさんにタイマンなんですよね。分かりやすい。だいたいの舞台設定は整ったような気もするんですが、さてここからどう転がしていくのか。ちょっとコップの中の物語っぽい感じがあるのはご愛敬か。
異世界失格、太宰っぽいセンセイがそれっぽいセリフをしゃべるだけで面白いのズルいですね。ていうかだいたいのシーンは棺桶の中でにやにやしているだけという主人公、どうすんだこれ案件ですけど、まあ、太宰ならさもありなんな感じというか。魔王も倒され世界が平和になり、勇者が暴虐を尽くすというフェーズにいきなり移行しましたけど、さてどうなるんでしょう。
NINJA KAMUI、家族を殺された抜け忍の復讐劇という分かりやすさ、アクションのかっこよさ、そしてかつての仲間との決別、激闘。典型的な王道ストーリーとは、良いものですね。相棒っぽい立ち位置に退職間際の老刑事(ポリコレ配慮カンペキ)を持ってくるのもわかっている感あります。そして敵は巨大IT企業。いいですね。
魔導具師ダリヤはうつむかない、婚約したらいろいろ相手から言われてそれを従順に受け止めていた主人公、性格からするとそんなタマではないだろうという違和感ありましたが、行動原理としては転生したからには頑張ろう、というものでしたか。まあ、真実の愛の前にはそんな努力は無意味だったりするわけですが。このあとザマァ展開もあるんでしょうか。楽しみです。
杖と剣のウィストリア、なんだかこのお話、既視感が凄いんですがなんでしたっけマッシュル…うっあたまが…っ。
俺は全てを【パリイ】する、これはあれですね、謝礼をパリィしたり弟子入りをパリィしたり、ともかくなにかいろいろなものを受け流すというネタだけで突き進む気まんまんですね。次は何をパリィしてくれるのか、楽しみです。
小市民シリーズ、小市民を目指している割には攻撃性が高すぎる小山内さんをまずはどうにかしないとダメなんじゃないだろうか。
こんな感じで。