一通り新番組を確認し終わったので、まとめておきます。
まずは新番組の個人的順位から。
王様ランキング ブルーピリオド 鬼滅の刃 遊郭編 最果てのパラディン プラチナエンド 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 見える子ちゃん 海賊王女 サクガン!! takt op.Destiny 異世界食堂2 結城友奈は勇者である -大満開の章- 大正オトメ御伽話 古見さんは、コミュ症です。 境界戦機 月とライカと吸血姫 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました ルパン三世 PART6 180秒で君の耳を幸せにできるか? 進化の実~知らないうちに勝ち組人生~ SELECTION PROJECT マブラヴ オルタネイティヴ かぎなど シキザクラ ヴィジュアルプリズン 終末のハーレム 吸血鬼すぐ死ぬ 舞妓さんちのまかないさん Deep Insanity THE LOST CHILD 闘神機ジーズフレーム 逆転世界ノ電池少女 先輩がうざい後輩の話 でーじミーツガール さんかく窓の外側は夜 キミとフィットボクシング -FIt Boxing Animation- メガトン級ムサシ 終末のワルキューレ ビルディバイド -#000000-(コードブラック) プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~ しょうたいむ!~歌のお姉さんだってしたい~ 魔王イブロギアに身を捧げよ テスラノート ぐんまちゃん MUTEKING THE Dancing HERO
王様ランキングから鬼滅の刃あたりまでがお勧め、異世界食堂くらいまでがお好みラインでしょうかね? それより下はマニアックゾーンということで。 今期はオリジナル企画が多めな気がします。あと、ロボットアニメが比較的多い印象があったりも。
さて、この結果から、今期の視聴リストは以下のような感じに。 ちなみに、分割2クールと思わしき無職転生と86が継続視聴扱いでリストに入っています。
[2021年10月期](開始時) 01.→ キングダム 第3シリーズ 02.◎ 王様ランキング 03.◎ ブルーピリオド 04.◎ 鬼滅の刃 遊郭編 05.→ 無職転生-異世界行ったら本気だす- 06.◎ 最果てのパラディン 07.↓ ラブライブ!スーパースター!! 08.◎ プラチナエンド 09.◎ 世界最高の暗殺者、異世界貴族に転生する 10.◎ 見える子ちゃん 11.↑ 白い砂のアクアトープ 12.◎ 海賊王女 13.◎ サクガン!! 14.◎ takt op.Destiny 15.◎ 異世界食堂2 16.◎ 結城友奈は勇者である -大満開の章- 17.◎ 大正オトメ御伽話 18.◎ 古見さんは、コミュ症です。 19.↑ 86―エイティシックス― 20.◎ 境界戦機 21.◎ 月とライカと吸血姫 22.◎ 真の仲間じゃないと勇者のパーティーを追い出されたので、辺境でスローライフすることにしました 23.◎ ルパン三世 PART6
キングダム、合従軍をぎりぎりのところで退けてひと段落、キョウカイさんのエピソードで締めでした。記録に残っているわずかなエピソードを膨らませて緊迫感のあるお話に仕上げているの、凄いですね。そして副長に復帰するキョウカイさん、飛信隊のこれからの活躍が楽しみです。続編を期待したいです。
王様ランキング、年の割には子どもっぽい第一王子、でも実は卓越した能力と厚い人望に恵まれていた。そういう設定だけでもわくわくしますが、腹違いの第二王子に向けられる対抗心や、継母との実は温かい関係といったエピソードの魅せ方が巧みです。児童書向けのような優しい作画とは対照的に、かなりのガチな描写もありで、落差が独特です。この先の展開が楽しみです。
ブルーピリオド、芸大を目指すというネタを軸に、絵画についてのアレコレを順に見せていくところは王道でイイですね。一癖も二癖もある同級生たちというのも面白いです。技術的な解説も織り交ぜつつ、でも結局大切なものは自分自身の好きを形にしていくところというのもブレなくて潔いです。そして悩みながら前に進んでいく、続きが気になります。
鬼滅の刃、劇場版の無限列車のエピソードをTV放送向けにアレンジしてのエピソード、ありがたいですね。煉獄さんの人となりを描いたオリジナルエピソードもありで。夢に誘い心を砕こうとする狡猾な鬼、下弦とはいえ第壱位ともなるといやはやどうやって倒せばいいのか…そんな中、主人公は事態をなんとか打開すべく奮戦するわけですが。安定の面白さです。
無職転生、邪眼を手に入れたぞ!でもそれでチート的に強くなるかというとそうでもなくて、ガチの接近戦で畳み込まれると脆さが出ますね。師匠とは港町ですれちがったり。お世話になっていた親戚、はなればなれになっているうちに不幸が続いているという気がするんですが、大丈夫でしょうか。先の展開がなかなか読めなくてハラハラします。
最果てのパラディン、アンデットたちの愛情をこれでもかと注がれて立派に成長した主人公、いよいよ冒険の旅に出るとかそういう展開でしょうか。酷い闘いが世界を滅ぼしてしまっているかも、という世界観、なかなか渋いですね。それにしても序盤、主人公以外は全部死人しかいないという状況、結構特殊かも…。
ラブライブ、大団円でした。初めて参戦したラブライブ、最初は出場することが目的で、そこで自分たちの精一杯を出し切ることに頑張った主人公たちでしたが、次は勝ちたいという、思いが強くなるという。この物語の転換、歴代シリーズを踏襲しているわけですが、やはり良いものですね。2期、期待したいです。
プラチナエンド、シナリオには定評のある原作者のお話はやはりハラハラしっぱなしで見ていて飽きません。赤の矢と白の矢、翼の3つの能力とその制約事項をうまく使って駆け引きのための状況を作り出す、そしてそこに対し主人公の決断を迫る。その手腕は健在ですね。展開が気になりすぎて夜しか眠れません…!
世界最高の暗殺者、良くある転生モノなんですが、もともとのおじいちゃんの現実主義的な思考回路がいちいち面白くて良いです。かわいいお子様な外見でも、中身はおじいちゃんなんだよね…それだけで萌え要素というか。あと、暗殺貴族ということで全裸訓練1の型とか、ビジュアル的にも面白くてわくわくします。
見える子ちゃん、もうね、1秒1秒また見えちゃうんじゃないかとはらはらしながら釘付けです。ていうかこの調子でずっとプチホラーな展開を繰り返すんでしょうか。プリンのエピソードは思わず二度見しましたが、ちゃんと家族の会話としても成立していてすごいな、と思ったりも。なにげに女体力高いのもホラーの定番要素でお得感が。
白い砂のアクアトープ、お仕事エピソードになるとなぜか活き活きし始める作品でした。前半のがまがま閉館エピソードのしめっぽさよりも、なにか仕事に打ち込む人たちの人情エピソードの方が面白いような気もしなくはなく。がまがま編、もうちょっと絞って早めにティンガーラ編に移行した方がよかったんじゃ…。
海賊王女、冒険活劇ということで、アクションのキレが良いので爽快感あります。ところで主人公の秘密的なエピソード、ジャンヌダルクとかそういう史実とかの話を混ぜ込んできているわけですが、世界観が良く分からないところはありますね。完全なファンタジーな世界っぽいところもあり、なかなか面白いです。
サクガン、地下世界の冒険活劇、ロボット要素もあり、町でのいざこざも…と盛りだくさんなお話で。主人公の二人組のでこぼこさ加減もにぎやかで楽しいですね。なにかと襲ってくるモンスターにも何か秘密があるっぽくて。このあたりのお話がだんだん明らかになっていく感じなんでしょうか。楽しみです。
takt op.Destiny、音楽に引き寄せられて敵がやってくる、それを音楽の力で迎え撃つ。音楽いらんやん…というのはおいておいて、運命ちゃんもタイタンちゃんもかわいくてほっこりしますね。いちおう、運命ちゃんが戦うときにはベートーベンの運命の旋律をアレンジしたBGMが流れるところはさりげなくちゃんとしてたりで。
異世界食堂、深夜に飯テロなアニメとしてもはや安定の地位を確立したと言っても過言ではないかも。食戟のソーマの後継者か。特に凝った料理勝負をするとかいう話ではないので、日常よく目にする献立がいちいちおいしそうでお腹が空きます。お腹が空きます。
結城友奈は勇者である、防人たちのエピソードに続いて、東郷さんの失踪&巫女化の経緯のエピソードもはさむという。いままでのメインシリーズの隙間を埋めて背景となっている世界観を見せていく企画でしょうか。そしてとうとう300年前の、最初の勇者たちのエピソードに。ユウナさんそっくりの勇者がいたりで、謎が謎を呼ぶ展開に?あと、そういえばユウナさん、呪われてましたね。あれどうなるんだろう。
大正オトメ御伽話、いやはやオトメ強すぎて癒され過ぎる。いつもはみつあみおさげな髪をほどくともっふぁもふぁだったり、恥ずかしくてサラシぎゅうぎゅうなのを解放するとぼいんぼいんだったり、何それ可愛すぎるだろあああああああ。
古見さんは、古見さんのコミュ症ぶりよりもその周囲のヘンタイぶりの方が大丈夫なのかと心配になるエピソードが続きます。なんというか、なにごとにも平均的平凡な主人公が当たり前の日常を象徴するかのようで唯一の癒しになっているというか。これは古見さんも惚れるしかないね。というか周りが異常過ぎるのでは。
86、共和国から旅立ち、滅びた帝国のAI軍隊レギオンの勢力圏を突破した86たちは、連合国に保護されていた。連合は帝国を打倒した市民による国で、しかし帝国の幼女女帝は実は健在でひっそりと生きていた。86たちと女帝との邂逅、そして従軍。レギオンたちの攻勢は連合国も苦戦を強いられており近々大攻勢が予想されている。とまあ、そんな感じで相変わらず辛気臭いエピソードてんこ盛りで楽しいです。
境界戦機、ロボット見つけたから遊びで組み立ててみたらむっちゃ強かったよ。他国の軍からお尋ねモノ扱いになっちゃったから逃げてたらレジスタンスに誘われたり。でもでもみんなが死んでいくのを見るのはつらいよね。だから私、レジスタンスには入らない…というところまで読んだ。どうなるんだろ、これ。
月とライカと吸血姫、吸血姫さんかわいい。それはともかく、共和国のモデルになっている某国についてのブラックジョークがいちいちきつくて乾いた笑いしか出ない。この辺の人権無視なネタって86にもあるけど、ラノベ界隈のどこかで流行ってたのかな。あまり気持ちのいいものではないので、ほどほどにしておいた方が味付け的にはイイと思うんですが。
真の仲間じゃない、勇者のパーティを追い出された理由が、コモンスキルしか使えないから、という話だったんですが、主人公を追い出してからの勇者パーティがテントの設営ひとつにも手間取るの、アフォとしか思えなくてぷぎゃる。兵站は戦略構築上の前提事項だぞ…賢者はそんなことも知らない愚者なのかな。そんなことはともかく主人公は日々お姫様といちゃいちゃしてて眼福です。
ルパン三世、ホームズが出てきたと思ったらさっさと逃げて今度は別のエピソードなのかな。慌ただしいですね。
こんな感じで。