今年は猛暑な夏でしたね。9月も下旬になって秋雨前線と一緒に秋の雰囲気がちらほら見られるようになりましたが、みなさまいかがお過ごしでしょうか。
さてそれはともかく、アニメの感想です。
[2024年07月期](終了時) 01.→ 【推しの子】第2期 02.→ 烏は主を選ばない 03.→ 逃げ上手の若君 04.→ 負けヒロインが多すぎる! 05.↑ 義妹生活 06.↓ かつて魔法少女と悪は敵対していた。 07.↓ NieR:Automata Ver1.1a【第2クール】 08.↓ 僕のヒーローアカデミア 第7期 09.↓ 転生したらスライムだった件 第3期 10.↑ 俺は全てを【パリイ】する~逆勘違いの世界最強は冒険者になりたい~ 11.↓ ダンジョンの中のひと 12.↑ 異世界失格 13.↑ NINJA KAMUI【ニンジャカムイ】 14.↑ 魔導具師ダリヤはうつむかない 15.↓ 時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん 16.→ 小市民シリーズ 17.→ 杖と剣のウィストリア
推しの子、復讐の執着から解放された主人公のさっぱりした雰囲気はいいですね。とはいえそこでお話が終わってしまうわけもなく、気づいてしまうあかねさん…さすがだ。一方で呑気に宮崎旅行を計画する面々。かつて前世で過ごしていた旅行先で過去の思い出と向き合うことになるとは…ルビーちゃんの精神崩壊待ったなしか?!この先いったい何が待ち受けてるんだ…ラスボスも判明していよいよクライマックスに向けた展開か、と見せかけておいて続きは次シーズンと。早く!続きを!
烏は主を選ばない、大団円でした。1クール目がヤマウチの中の事情について、宮廷陰謀劇のようなテイストで描いていたのに対し、2クール目はヤマウチとは何で、「真」の金烏とはどういうモノなのかを猿事件を軸に描いた、そういう構成でしたね。宮廷と対をなす地下組織の存在、ヤマウチと外界、そして金烏。ファンタジーな世界観を存分に味わいました。ありがとうございました。
逃げ上手の若君、今度は公家の敵方が。民に対する暴虐、武士に対するむちゃぶり、これが公家の横暴かという描かれ方ですね。それに対抗する諏訪陣営、死にたがりの武士たちをなんとかして逃げ延びさせるという趣向は面白かったですね。武将の資質といったものについて、敵方と味方の対比で描く感じになってたのも面白かったです。無能な武将は生き残らせて敵方にその無能を押し付けるという考え方も策士っぽい。楽しい作品でした。二期が望まれますね。
負けヒロインが多すぎる、いやー、コマリさんマジヒロインで凄かったですね。負けシーンは他のヒロインの当番回ですでに消化済みなので、負けた後の物語となっているわけですが、そういえば他の2人と違って自分から告白してのあっぱれな負けっぷりでしたねコマリさん。そして託される文芸部の未来、自分の居場所としての部、託された者としての責任感、そうした重圧に頑張るコマリさんを応援したくなりますね。楽しかったです。
義妹生活、いやはや、両片想いからの展開の起伏にはらはらさせられました。お互いに異性との関係性に臆病で、つとめて淡泊であろうとするものの、自分の中の想いに振り回されていることも自覚している。でも家族としての和は崩したくない。そうしたそれぞれの結論が、少しだけ違った方向に向かうかと思いきや、ですよ。ふたり幸せになってほしい、そういう祈りにも似た思いで見守りました。美しく繊細な物語でした。ありがとうございました。
かつて魔法少女と悪は敵対していた、もしかしてこの魔法少女と悪の幹部は四六時中いちゃいちゃしてばかりなのではないのか、とハッと気づいたりするわけですが、しかしもうそれはそれでそういうものだと思ったり、え?まだケッコンしてないんですかうそでしょみたいな錯覚を覚えてみたり、それにしても悪の幹部の人は魔法少女の胸部装甲に対して弱すぎだろとか、おっ〇い星人め。すてきなお話でした。ありがとうございました。
NieR:Automata、もう9Sさんのアレコレがつらくて見てらんないですね。2Bさんへの想いと、2Bさんの真実、2Bさん以外のモノへの憎悪、すべてをその身にまとってただただ歩んでいくという。その一方でA2さんの方はレジスタンスが壊滅したり機械生命体の村が壊滅したりかつての仲間がみな逝ってしまったりと世界の終末へのカウントダウンを見続けるはめになるという。内面の終末と外界の終末、それぞれの結末が物悲しい。そして未来は不確定に。ありがとうございました。
僕のヒーローアカデミア、主人公とラスボスの決戦を中心にして、その周辺のアレコレもまた激戦につぐ激戦ですね。クロギリさん復活でヴィラン側に傾いた天秤を、かつて主人公と対峙した元ヴィランが押し戻しにかかる。いやはやジェントルがここで活躍とか、胸熱すぎる趣向で個人的にうれしかったですね。そしてここまでのひとつひとつのつながりが状況をだんだん変えていく。家族の絆、友との想い、過去の因縁、全部まとめての激戦、その結末やいかに。楽しみです。
転生したらスライムだった件、開国祭、武闘大会にダンジョン攻略とメインイベント大盛り上がりで楽しかったですね。懸念していた勇者もリムルさんと仲良くなってこれで一安心です。しかしリムルさん、日本食とかのアレコレで転生者に絶大なアドバンテージを発揮できるのは強いですね。個の強さではなく周囲を巻き込んで経済発展する、その先に見えるのが快適な暮らしという。異世界で辛酸を味わった転生者はそこに共感しないはずもなく、で。楽しかったです。
俺は全てを【パリイ】する、いやはや、すべての職業について初歩のスキルしか習得できなかったというのがそもそもとんでもない話で、才能は無いけど超一級の努力家という主人公、すべてを勘違いでパリィし続けるその生きざまに笑いしか出ないですね。ワンパンマン的な立ち位置でもあるというか。楽しかったです。2期、あるといいなぁ。
ダンジョンの中のひと、ダンジョンとはいいつつ外界とのつながりも結構あったりで王様と交渉だったりギルドからの依頼だったりとか、そんな外交(?)的なお話も楽しいですね。そしてそういう中でだんだんと謎めいてくるのがダンジョンの管理人さんなわけですが、そして主人公の父の行方だったりで、その辺もいずれ真相が明らかになったりするんでしょうか。2期、あるといいなぁ。
異世界失格、それぞれの転移者にそれぞれの事情があり、元の世界での想いがこの世界での振る舞いに通じているという人情ドラマ、そんな感じのテイストがこのお話の主軸でしょうか。主人公は作家に徹する姿勢でしかも自らの命を顧みない、むしろ積極的に死地に足を踏み入れるというトンデモムーブ、ああ、これぞ失格者という感じで楽しかったです。2期あるんでしょうか。
NINJA KAMUI、シノビの在り様についての見解の違い、和というものへ至るまでの道筋の違い、そもそもの和への想いの違い、そうしたもののぶつかり合いみたいな感じで結末になりましたね。まあ、そういう理屈っぽい話はどうでもいいというかどちらかというとバトルシーンのスタイリッシュさとかっこよさがよかった作品でした。楽しかったです。
魔導具師ダリヤはうつむかない、ダリヤさん、とんとん拍子がさらにとんとん拍子でいきなりの大商い、優秀な商会員も向こうからやってくるし、貴族の後見人もやってくる。そして身分違いの恋をなんとかするには自身も貴族になればいいとかいう話を周囲が勝手に思惑していくという。主人公はひたすらに魔道具造りが楽しいという職人ムーブなのに、あれよあれよと外堀が埋まっていく感じはちょっと新しいですね。棚からぼたもち系とでもいえばいいのでしょうか。楽しかったです。
時々ボソッとロシア語でデレる隣のアーリャさん、アーリャさんが無能すぎてどうすればいいんや…なんで生徒会長になりたいんやこの人…そして主人公、単なる腹黒陰険野郎じゃん…ロシア語要素ェ…。スオウさんかわいいよスオウさん。ありがとうございました。
小市民シリーズ、小山内さんがラスボスだった…狂暴すぎるし腹黒すぎるヒロイン…それはそれで新しいけどちょっとドン引きかな。小市民とか無理やったんや。秋シリーズはまたこんどということで。楽しみです。
杖と剣のウィストリア、主人公は剣と魔法の合体ヒーロー!知ってた。なにげにメインヒロインが主人公をストーキングしていて笑う。キモムーブストーカーヒロインというのはアリかも知れない。
さて、秋の新番組も確認しないとだ!